こんにちは!本日は宇城が担当させていただきます。

$「社長に夢を現場に愛を!」組織改革の達人ブログ-宇城 孝佑

気づけばソリューションに入社して4年半になり、
社歴でも飯田、高畑に続き3位タイになっていました(笑)

だからこそ、お客様や後輩にソリューションの過去の事を
聞かれることがよくあるのですが、
そのたびに自社の変化を感じさせられます。

今回はそんなエピソードを1つ紹介させていただきます。
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ソリューションでは、自分たちのことを指して「ソリューター」という
文化があります。これは私が入社する前から存在していました。

入社式のときには、


「これでお前もソリューターの一員やな!」


そう言われて嬉しかったのを今でも覚えています。
しかし、この「ソリューター」という言葉、
時期によってはまったく違う使われ方をされていたのです。


私が入社したころのソリューションは、
リーマンショックの影響もあり業績が低迷。
先輩社員もバタバタ辞めていくような組織環境でした。

それでも、当時を思い返すと何とか日本中の企業を元気にしたい!
その想いだけが唯一の支えだったように思います。

しかし、どれだけ頑張っても売上は上がりませんでした。
理念浸透経営を掲げるソリューションでも、
当時はとにかく売上を創ることに必死になり走っていたように思います。
※参照:『N字回復』 飯田元輔・著

どれだけ遅くまで準備しても、休日出勤で働いても、
お客様は増えず、社員はどんどん疲弊していきました。

お客様の方を向いて頑張っても報われない。
そんな社員の目は社内に向くようになります。


「休みが少ない」「給料が低い」「先が見えない」
「理念とか言いながら、結局は売上至上の会社」


今思えば恥ずかしい愚痴・不平・不満が蔓延していました。
そんな中で一つのからかい文句が生まれました。


「おぉ!お前、ソリューターみたいだな(笑)」


これは成果が出なくても必死に頑張っている仲間をからかう言葉です。
成果も出ないのに、必死に頑張っちゃってるね。そんな意味合いです。

本来は、日本中の企業を元気にすべく使命と誇りを持って自称していた
「ソリューター」という言葉が悪口になってしまう組織でした。

皆が必死に働いた、でも成果が出ない。

そんな中、理念を諦めてしまっていた時期だったのではないかと思います。
その後、様々な取り組みのすえソリューションは生まれ変わりました。

生まれ変わることのできた要因は何かと考えると、
僕は「理念を信じ抜ける人しかいなくなったから」だと思います。

この間に多くの分かれもありました。
それでも、飯田や田辺は絶対に理念をぶらしませんでした。

その結果が今のソリューションを創り上げています。
今なら胸を張って言えます。


「俺たちはソリューターだ!!」


第二創業期はSDS、修羅場・土壇場・正念場を迎えます。
一番の土台となっているのは「理念を絶対にあきらめないこと」です。
これからも、お客様とともに我々も率先して成長して参ります。

最後までお読みいただきありがとうございます。
明日の担当は私と凸凹コンビの呼び声も高い、
1年目の松本が担当させていただきます。お楽しみに!