ある企業様で起きた実話です。
社員数は7名。業績は上々。
【儲かる仕組み】をある程度構築することのできたその企業様は
【組織作り】をスタートします。
中途採用を行い、6名もの方を採用することになりました。
「外を知っている人間の力を借りて、組織基盤の構築をスピードアップさせる」ため。
しかし
「本当にこのメンバーでいいの?できるの?
皆が皆、自分達の手で組織を作る!って本気で、覚悟を持って思えてるの?」
そんな不安を拭えなかったその企業様は、
入社前の中途採用メンバーと既存社員全員で、入社前に合宿を行いました。
「あなたの理想の会社像ってどんなの?わたしの理想はこうだよ」
全員で意見をすり合わせたのです。
ほぼ初対面の人間が互いの理想を語り合い、意見を受け入れたり戦わせたり。
最初は気を使いながら話していた新メンバーが、
みるみるうちに自分の想いをさらけ出してくれます。
こうして夜遅くまでかけてできた理想像は、
そう簡単にたどり着くことはできないけれど、
全員が「こうなりたい」と思えるものでした。
摩擦を恐れず行った【対話】は形を成し
【理想】となり
日々の行動を支える【軸】となりました。
合宿ということで泊まりでの取り組みだったのですが
翌朝も皆さん非常に良い顔をされていて、最高のテンションで、
【行動指針】(=理想を得るために具体的に日々どう行動するのか)を
検討することができました。
そんな社歴に残る瞬間に、また1社、立ち会えたことを、本当に嬉しく思います。
この喜びを、一つの成功事例として、悩める企業様にお伝えすることが
私相澤のやるべきことであり、やりたいことです。
経営者の皆様の、「やりたいこと」に少しでも参考にしていただけたら幸いです。