旅を終えるにあたり、

家族、親戚、道中に出会い様々なメッセージを託してくれた全ての人々、

日本と世界各地に暮らす友人、

私達を大きく包む自然に心から感謝の想いを伝えたい。


2013年8月8日、

エステーバン村で私たちは満点の星に包まれ、

焚き火を炊き、

そして三日月を眺めた。


そして8月10日、

日本へ向かう飛行機の中で反対側が欠けた月を見たとき、

地球の裏側に帰ってきたことを実感した。


3度目のブラジルを旅した。

旅というか会いたい人に会いに行った。

その結果、6つの州、13の街を訪ねることになった。


旅の登場人物は、

NPO団体“Gaia Education”で活動を行っている人(持続可能な社会造りを目的とした教育プログラムを国際的に展開)、

自然科学的な視点だけではなく、人・文化・アイデンティティ・人の営みと自然との関係などに重点を置いた環境活動を行っている人、アーティスト、エコビレッジに暮らす人など多種多様だった。


それぞれの土地に生まれ、

暮らしていてもどこかで繋がっていた人たちに出会っている気がした。

世界は美しい、良いこと信じて選んでいる、そんな人々に出会った。


私の曾祖母は、2000年8月に「心の貯金箱」という本を出版し、1961年から始めた旅に向けた想いや経験を綴った。

「身振り手振りで通じ合う気持ちと気持ち。私達日本人が学ばなければいけないこと、感謝しなければいけないこと、誇りに思えること、そして遠く離れて見る祖国日本。色々な体験の一つ一つが確かな知識となり、私を大きく包み、いつまでもいつまでも心の糧となって一生忘れられない思い出となる。」


私自身、様々な旅を通した出会いが今の人生に大きな影響を受けていることに気付く。

道中の日記を読み返すと、出会い、想い、感情などがぶつかり合って頭の中がバチバチした感覚を思い出した。


結果、周りに回って一番近い場所に帰って来た気がする。


今回の旅のテーマだった「人」との出会いにより、

縁が縁を呼んで、また「私らしい人生の道を歩み始めたい」という想いにより、

私はセアラ州連邦大学院「地域開発と環境問題」という学科に入学することになった。


コミュニティベースのツーリズムについて考え学び行動したい。


旅を通して旅人も現地に暮らす人も、自然も、

笑顔と愛が溢れるような経験、一生の思い出、繋がりを作りたい。


いつか機会に恵まれない子供たちに、身体いっぱいに海、生き物、自然を感じられるような場を提供したい。

そんな幼い頃思い描いた夢に向けた道を歩んでいきたい。


ガンジーの言葉のように私達一人一人が世の中で見たい変化となり、少しずつ世の中に愛を広めていこう。



Sol