今更、ではあるが…
某俳優、Wさんがあまり好きではないので、観るつもりはなかったんだけど、観た人々が口を揃えて、絶賛するし、韓国語の先生は感動、感動、大感動と
そして、本物の歌舞伎が観たい、と
ぢゃ、観よかと
チケットを予約購入した時は4席しか売れてなかったが、朝、映画館に行ったら…すっごい人
まだ、9時前だよ
国宝以外を観る人も当然いたけど、国宝は残僅になっていて、入場する時には完売になっていた
満席の映画館なんて、久しぶりだわ
国宝は確かに素晴らしかった
吉沢亮さんと横浜流星さん、ホントに凄かった
俳優さんとはいえ、演技だけでなく、歌舞伎役者として舞や発声、どれだけ練習したら、あんな事が出来るのかと思うほど
ストーリーも面白く、深みがあった
原作を書かれた方も、李監督も、本当に素晴らしい作品だった
吉沢さん、横浜さんの少年時代を演じた方々も、歌舞伎界の方⁈あの少年たちの演技から、引き込まれていったわ
なるほど〜、みんなが絶賛するワケだ
観ておいて良かった
花井半次郎に見出された喜久雄、後継者になる息子がいるのに喜久雄という才能に出会ってしまった半次郎
どちらも、幸せだったのか⁈不幸だったのか⁈
2人が出会わなかったら…2人の人生も俊介の人生も全く違っていただろうなぁ…
喜久雄の歌舞伎に向き合う姿勢や恩師に報いようとする、そして初恋の春ちゃんへの誠実さは良いけど、他の女性への接し方は好きになれない、嫌
あの時代には、そんな女性に対して自己中な男がいたということなのか、それとも初恋の人が親友で、ライバルで、義兄弟のような男に奪われたトラウマなのか…どっちにしても、やっぽり嫌
それから、寺島しのぶさんが俊介のお母さんだったけど…我が子の未来とか想像しながら演じたりしたのかしらね
3時間という長丁場だけど、誰も途中で席をたたず、見入っている空気に包まれていたわ
私も、こんなに夢中になって、観たの久しぶりかもしれない
朝から消耗したので、エネルギー補給
昼ビーして帰って来ました