―もう一人のオ・ヘヨンであるソ・ヒョンジンさんとの間で神経戦はありませんでしたか?
チョン・ヘビン:全くありませんでした。ソ・ヒョンジンさんは気さくな魅力が印象的な愛らしい人です。私はとても大事に思っています。現場の雰囲気が本当に良かったんです。二人が共演するシーンで「ヘヨン」と呼ばれると、誰のことなのか紛らわしいこともありましたが、いつの間にか誰のことなのか分かるようになりました。この間、ソ・ヒョンジンさんに感動したエピソードがあります。私の最後の撮影日に、ケーキを用意してくださって。それが、深夜3時半だったのです。本当に気配り上手だと思いませんか?
実は、ソ・ヒョンジンさんとは同期なんです。二人とも2002年にデビューしました。その年は、特に歌手のデビューが多い年でした。サッカーワールドカップのシーズンだったからかもしれません。なのに、ユン・ドヒョン先輩以外はみんな成功できませんでした。関心は全部ワールドカップに集まっていたのです。その後、それぞれの場で努力し、10年ぶりに再会しました。感慨深かったです。当時活動していた歌手同士、感じられる悩みというものがありました。神話(SHINHWA)の場合は大先輩でした。顔もきちんと見ることができませんでした。腰を180度曲げて挨拶をするのは当たり前でした。俳優として再会したエリック先輩を見て、とても驚いたりもします。本当に変わらない方です。エリック先輩は普段からツンデレなのです。 (記事終わり。)