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そぉたのブログ

このブログでは
雑談・怖い話・お絵かきうp・おススメ音楽を紹介 

など書きこんでいきます!

意味が分かると怖い話を書きこんでいこうかな~と思います(・∀・)


何でもない普通の話のようにあるものがじっくり読むと意味がある怖い話になるっていうのが
この話の面白いところです。



じっくり読んでみてください。


分からない人は下にあるヒントと、解説をみてください。
               (解説はマウスをドラックすると見えるようになります。






「おい、まだかよ?」
俺は、女房の背中に向かって言った。どうして女という奴は支度に時間が掛かるのだろう。
「もうすぐ済むわ。そんなに急ぐことないでしょ。…ほら翔ちゃん、バタバタしないの!」
確かに女房の言うとおりだが、せっかちは俺の性分だから仕方がない。
今年もあとわずか。世間は慌しさに包まれていた。
俺は背広のポケットからタバコを取り出し、火をつけた。

「いきなりでお義父さんとお義母さんビックリしないかしら?」
「なあに、孫の顔を見た途端ニコニコ顔になるさ」
俺は傍らで横になっている息子を眺めて言った。
「お待たせ。いいわよ。…あら?」
「ん、どうした?」
「あなた、ここ、ここ」女房が俺の首元を指差すので、触ってみた。
「あっ、忘れてた」
「あなたったら、せっかちな上にそそっかしいんだから。こっち向いて」

「あなた…愛してるわ」女房は俺の首周りを整えながら、独り言のように言った。
「何だよ、いきなり」
「いいじゃない、夫婦なんだから」
女房は下を向いたままだったが、照れているようだ。
「そうか…、俺も愛してるよ」こんなにはっきり言ったのは何年ぶりだろう。
少し気恥ずかしかったが、気分は悪くない。俺は、女房の手を握った。
「じゃ、行くか」「ええ」






この話を解くヒント!


子供はどうしているか?


この二人の夫婦は何をしているか


             に注目して読んでみてください。







解説



ジタバタしている翔ちゃんというところはお母さんが翔ちゃんをころそうとしている様子を表しています。そして最後に首元を指差すところは紐を掛ける様子を表しています。だからこの一家は心中をしようと支度をしているのです。