勇登へのセキララ質問箱 | 勇登 OFFICIAL BLOG

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関西拠点のダンスパフォーマー DANCER 勇登のOFFICIAL BLOGです。

先日書いた記事に反応があって、正直ほっとしてます。

あんだけ大層に書いておいて、なんのレスポンスも無かったら

恥ずかしすぎて穴があったら入りたいというか、

むしろ自力で穴を掘り出すだろうってなくらいの気持ちだったので。




それではお答えしていきましょう。

一発目はエムさん(のお子さん)からの質問です。




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Q、どうしてぱふぉーまーになろうとおもったんですか?



おおう、、。これはこれは。。

いきなりにして、かなりハードコアな質問です。
まさしく僕の「本質」についての問いかけ。
「子供の質問は鋭い」なんて巷ではよく聞きますが、今まさに身を以て感じている次第です。


この質問にお答えするためにはまず「なぜ僕がダンスを始めたのか?」を先に説明しないといけませんね。
これはHPなどでもう公言しているのですが、
僕がダンスを始めたキッカケはズバリ

モテたかったからです。

16歳でダンスを始めるそれまでの人生の中で、
モテる
という輝かしい瞬間をほとんど味わった事が無かったので、
そのアコガレの瞬間を現実に味わうために始めたといって過言ではないでしょう。

まあダンスをやろうがやるまいが、
モテるヤツはモテるし、モテないヤツはモテないという
過酷すぎる現実に気付くのは案外すぐでしたけどね。

しかし何年もダンスをやってると、
初期衝動とはまた別の欲求というか、
始まりは不純でも、純粋なダンス愛というのも芽生えてくるもので。
ダンスが好きで好きで仕方ないぞ!みたいな。

今思い返すと、
恋人を作るためにダンスを始めたはずなのに
ダンスが恋人になってしまったという、
本末転倒の極地ですね。笑

いやまあ全然いいんですが。笑



それでまあ、
なんとかダンスで食っていけないか?というのを模索するようになりました。


ダンスコンテストやバトルに出まくったり、
インストラクターやったり。

しかしなかなか思うように芽が出ません。
これは今もそうなんですが、
ダンス界には、ダンスで食ってく人間を排出する機能がまったくないんです。
自分でどうにかしなきゃ、ダンスを職業にするのは無理だと悟りました。



そんな中、とあるウワサを聞きました。

友人のZくんがストリートでダンスを踊ってると。

当時、ダンスを踊る舞台ってのは
クラブやライブハウス・ホール等しか想像できてなかった僕は、
「どーゆう事やねん」
と思い見に行くようになりました。


まあZANGEさんのことです。



んで彼のストリートをちょこちょこ見に行ってて、
・俺もこーゆー事やらんとなあ、、。
・いろいろ新しい方向性にチャレンジしないとなあ、、。

と思ってたある日、


なにやら京橋に東京の著名なパフォーマーさんが来ると言うではありませんか。
ZANGEさんと一緒に見に行きました。

そしてそこで出会ったのが、かの有名なパフォーマー「ミスターバード」氏です。
ここで僕は衝撃を受けたわけです。

今まで自分がやってたのはただのダンスでしかない。
が、この人のダンスパフォーマンスはそれをエンターティメントに昇華していると。

このとき僕は初めて、
ただの「ダンサー」ではなく
ダンスパフォーマー」になりたいと思いました。

ただ単に「上手い」だけではない「凄い」「面白い」等、
様々なアプローチでこれでもかこれでもか!と盛り上げるようなダンサーになりたいと思ったのです。


そこからはトントン拍子に話が進みます。

バードさんZANGEさんからいろいろ教わりながら、
ストリートで下積みを重ねます。

勢いだけで、初めて出場したモザイク大道芸では決勝にまで呼んで頂けました。

そこからはもうてんやわんやで、
何時の間にかパフォーマーとしての活動がメインになり、
何時の間にかその収入だけでなんとか生活が出来るようになりました。






振り返って考えてみると、
パフォーマーにどーしてもなりたかったわけではないのかもしれません。

そのときそのときの出会いや、
運命的なものに導かれたのか、

今自分がやりたい事はこれ!!
今自分がなりたいのはこーゆーの!!

って言う欲求に正直に従っていたら、
いつの間にパフォーマーになっていたというのが正直な所です。


もし、これから自分が

どーしても他にやりたい事が出て来たり
どーしても人前に立つのが嫌になったら

パフォーマーではない、自分のやりたい事に追従して行くでしょう。


でも今の所その気配はありません。
あくまで「今の所」と前置きをした上で、

このパフォーマーという仕事が天職だと思っていますので



それでは長くなってしまったのでそろそろ結論です。

A、気がついたら、なんとなくなってました。

長くなった挙句の結論がコレで、ほんと申し訳ない。。






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と言うわけで、
勇登に聞いてみたいこと、
昨日の晩ゴハンから芸の話まで。
なんなら夏休みの宿題でも。

なんでも聞いてください。
質問カマン。

コメント欄でもメールでも、
現場で直接でも、
24時間受付対応中です。


できれば、もちっとライトめなのもカモン。笑