最近小林大吾という詩人にハマっている。
僕はもともと言葉遊びが好きで
普段よく聞く日本語Rapとかも
「HIP-HOPが好き」
と言うよりは
「文章が好き」
だからよく聞くだけだったりする。
そんな僕にとって彼の詩を初めて聞いたときってのは相当な衝撃だったわけで。
譜割も意識しつつ、メロディーも巧みに使いながら、
楽しく美しい並びの言葉を乗せる。
滑舌なのか語感が良いせいかはわからないけど、
すっぽんすっぽん歌詞が頭に入ってくる。
1曲1曲にストーリーがあり、
アルバムを通して聞き終わった後は、
まるで出来の良い短編小説を読み終わった後のような独特の感覚すらある。
とある日、偶然youtubeで初めてその作品に触れ、
これは買わにゃいかんとその日のうちにタワレコまで走りました。
僕が購入したのは、「オーディオビジュアル」という彼の3枚目のアルバム。
ネットで見たらやはり評判は相当良いですな。
うむ、やはり俺の目に狂いはなかった。
先日、某パフォーマーとご飯をご一緒した際
「最近ポエトリーリーディング?にハマってるんよ。」と何気なく話題に出したら
「大丈夫か?お前病んでんのか?」
と言うあまりにも
僕の他にも良いと思ってる人たちが多いというのはなんとも心強い。
いやでもホントこれ捨て曲なしの相当完成度の高いアルバムだと思う。
個人的には
「アピリーンまで何マイル?」
「処方箋」
「青ナイルのほとりで」
「像を一撃でたおす文章の書き方」
「ジャグリング」
「テアトルパピヨンと遅れてきた客」
あたりがヒット。
2000円でこんだけ当たり曲があるんだから良い買い物だったと言わざるを得ない。
ちなみにこの小林大吾氏、4thアルバムが7/2にリリースされるらしい。
僕はおそらく発売日に買いに走るでしょう。
以上、CMおわり。
自分が好きになったものをガンガン人に勧めたいけど、
ジャンル的になかなか直では勧め辛いのでネットに書いたと言う記事でござんした。
オーディオビジュアル/FLY N’ SPIN RECORDS

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