厩橋(うまやばし)は他の橋梁形式と比べればいぶし銀といった感じ。
3径間のタイドアーチで端部の親柱がイカす作品。
鉛直材の様子、CT鋼を支圧接合。
逆側は隅肉しているっぽい。
設計方法が理解できない。
電気関係の添加が付いている。
これはシンプルだが、複雑に入ってくる場合の取合いはかなり難しい。
勝鬨橋(かちどきばし)は橋梁軍の中でボス的な感じ。
3径間ソリッドリブのタイドアーチで端部の親柱がイカす作品。
添接位置。
スプライス兼スチフナーとしているが、下に数枚の板があって若干歪んで添接されている。
発生応力が小さいから、このボルト本数で成り立っていると思うが、今の添接計算理論しか分からないため、なんとも言いようがない。
これらの橋梁がかけられた時代はリベットが主流で、現在の摩擦接合よりも許容応力が高く取れた一方、支圧によって、ボルトを打ち込むため、高度な施工技術・ボルト孔の品質管理が難しい点があげられる。
今後楽な方法で、支圧接合が出来る様になれば、ボルト列数が少なくなり、
よい設計が出来ると思う。
- 高力ボルト接合設計施工ガイドブック
- ¥2,520
- Amazon.co.jp

にほんブログ村
にほんブログ村 ランキング参加してます~宜しくお願いします!






