気がつけば8月もまもなく終わろうとしてる。
勤めている会社に出向に来ていただいた方(Nさん)が、
そんな8月末で任期を満了し、帰任されるという。
僕が以前の部署にいたときに赴任されてきた方だ。
この方は20代後半で、当時まだ若手ながら、新しい開発を具現化させるべく、
パートナーの企業からプロジェクトの推進役として来られていた。
そんなNさんから、今月で終わりなんですという連絡があり、
時の経つのは早いものだと思いながら、メールを何往復かしていた。
そのやりとりのなかで嬉しい言葉をいただいた。
りょうさんが出向先での初めての上司で本当に良かったと思っています。
難しい内容でもとてもわかり易く、親切に解説いただけ、
何度も感動しましたし、本当にありがたったです。
私が勤めている会社には、出向で来られる方も多い。
チームのメンバーとして来ていただいた方も過去何人もいる。
そうやって来られた方に対していつも意識していたのは、
- 自社の論理,力学みたいなことには極力巻き込まない。盾になる。
(その方に来ていただいた目的=専門性の発揮 に注力してもらう) - 自社ならではの知識,ルールみたいなことは丁寧に教える。
出向に来ているときにしか体験できない場にはなるべく連れていく
ということ。
アウェーな環境なんだから絶対やりにくいだろうから、
そんな環境下での無駄な苦労は少しでも減らしてあげたい。
そんなことをはじめは思いながら、
気がつけば無意識にやってたように思う。
もう3年も前のことだし、日常のなかの、どのやりとりについて
書いていただいたのかは分からない。
でも、そんな思い出せないような常日頃の、僕の振る舞いのなかに、
感動を何度も感じていただけたのなら、
それって結構嬉しいことだと思う。
なぜなら今回の僕の振る舞いは
、下記の成長の4段階でいうところの
『4.無意識的有能』 になっていたから。
1.無意識的無能(知らないしできない)
2.意識的無能(知っていてもできない)
3.意識的有能(考えるとできる)
4.無意識的有能(考えなくてもできる)
やることなすことが、4だったら、
何も考えていなくても人生がよくなっていく。
とはいえ凡人がいきなり4なんてなれないから、
色々なことを少しずつ、ひとつずつ、1から順にステップを進めていく。
そんな小さな積み重ねのなかで、
気がつけば4ができていたのだから、
成功体験が一つ増えたわけだ。
これからも一歩ずつ、進めていこう。
