こんばんは。まゆみんです。ここからは、私個人の感想や見解を書いていこうと思います。
・定員厳格化
・教科横断型 分離融合型
・英語4技能
ここまで、大学入試改革の概要を追ってきました。
教育・入試改革に一番柔軟に動いているのは、小・中学校現場だと思います。
小学校って、勉強量・難易度・時間すべてがかなりのハードモードだなあ、と思います。
教科書自体がいまはA4 サイズ。副教材もたくさん増えました。ランドセルが重すぎます。
小1でも、ほとんど6時間授業。帰宅は16時くらい。
合間をぬって、運動会や社会科見学、修学旅行などの校外学習もやります。
中学生も勉強量がすごいです。鞄の重さがハンパない。
「亀仙人のじっちゃんに言われて甲羅しょって修行してるの?」とつっこみたくなります。
ちょっとずつ、甲羅も重くしてるんじゃないでしょうか・・。
勉強に関しては、もう散々書いてきましたが、ちょっと先の進路を考えると量も時間も大変です。そのうえ中学生には「部活」というさらにブラックワールドが入ってきます。
吹奏楽の大会では終了時刻が19時、帰校・片付け・打ち上げで解散したのが23時。
親付き添いだったそうですが、さすがに指導が入ったとか…。
そうやって、生徒も保護者も教員も限界ぎりぎりまで頑張っています。
(頑張る方向性が違うんじゃないか…というのはまた別の記事で書きます)
そうやって頑張ってきた子供たちを受け入れる先は、大学・社会なのですが、
一番改革が遅れている、抵抗しているのは、大学、ひいては私たち大人がいる「社会」だと思うのです。
2018年は、大学が旧態依然、古い価値観でがんじがらめになっていることが明らかになった年だと思います。
医大入試不正問題。これは、医大や医師の世界だけの問題ではないと感じます。子どもたち(学生)を受け入れる、迎え入れる私たち大人の社会が古い古い価値観にとらわれている何よりの証ですよね。
「しようがない」「そんなものでしょ」「理不尽な苦労はあって当たり前」
そんなふうにうけながしていることはありませんか?
小さな疑問のなかに、自分を開運させるヒント、ひいてはより良き社会につながるヒントが
隠されているように思います。