ブログ二回目ですが、ガッツリ行きたいと思います! タイトルのまんまです!
「ホテルにおけるディナーショウという商品アイテムに革命をもたらしたアーティスト、荒牧陽子!」
この記事を書くにあたって、ブログやtw、コメ等で「何を着ていけば?」とか「料理は何がでるの?」とか「プレゼントはどこで渡せばいいの」などの声が多く見受けられました。そこでこのディナーショウというものを通じて、彼女がスゴイことをしていることを、ディナーショウに馴染みの薄いファン層にも伝えることができればと思い一念発起しました。
まずはディナーショウの商品性から述べたいと思います。ホテルの売上は大きく分けると客室収入と宴会収入が大半を占めます。レストラン部門やスポーツジム、売店などの付帯設備の売上は微々たるものです。(当然ビジネスホテルには宴会場などは無く、最低限のレストランしかありません。)そして宴会収入は、一般宴会と婚礼に分けられます。一般宴会とは、企業や学会などのパーティ、説明会、発表会等の利用です。政治団体の利用も沢山あります。もう一つの婚礼は言わずと知れた結婚式のことです。ホテルにおいて婚礼収入はとても重要です。一組で百万単位なので、土日で数千万、一月で億単位売りあがるところもめずらしくはありません。しかし結婚式にはハイシーズンとオフシーズンがあります。夏場と12月です。そこでディナーショウです。婚礼収入が落ち込むこの時期にホテルは、ディナーショウをよく開催します。しかもこの時期は、ボーナスが支給されるタイミングなのでチケットも販売しやすいというのもあります。
だから!春の婚礼シーズン真っただ中にディナーショウを20件以上開催するなんてありえません!こんなアーティスト今まで見たことありません!
ディナーショウシーズン以外に開催されるだけでも珍しいことなのに、今のオファーの数は尋常じゃないです。今現在ブライダル市場というのは、少子化やホテル、結婚式場の乱立により厳しい状況になってます。そこに出現した彼女の存在は、この業界に一筋の光明が差したかのように見えます。そして特筆すべきはホテル日航金沢さんの企画宣伝営業部の責任者の先見の目でしょう。ブレイクしたての未知数の彼女に、いの一番にオファーしたのですから。ディナーショウ決定からのチケット販売、即完売。そして追加公演決定、当然二部も完売。この流れを見た全国のホテルからオファーが殺到。後はファンの皆さんならご存知のように、北は北海道から、南は九州まで、全国を飛び回るディナーショウ女王です。こんな誰も通ったこと無いような道の扉を開けてくれたホテル日航金沢さんにファンとして感謝です!
そしてここからは、ディナーショウを開催するアーティストの特徴について述べていきたいと思います。今までは、歌唱力があり、トークが出来て、芸能活動が10年以上ある。なおかつ全国に普通のライブとは違い高額のチケットを買ってくれる熱狂的なファンがいる芸能人に限られていました。
そうなんです!ファンの人たちも一緒に年を重ね、社会経験を積み、経済的にもゆとりができないとチケットも買えないんです。だから先述した「何を着ていけば?」等の疑問の声もあがりにくいのです。
だから!TVに出てまだ一年もたっていないのに、ディナーショウをこれだけ開催するなんて!こんなアーティスト今まで見たことありません!(本日二回目)
先日、松任谷由美さんが芸能活動40年で初のディナーショウ開催というニュースがありましたが、当然ユーミンくらいの大物アーティストならいつでも過去に開催出来たでしょう。しかし!こんなことを言えるのはユーミンクラスの大物に限ったことです。誰でもってわけにはいきません。やりたくてもやれない。やる実力もない芸能人のほうが圧倒的に多いのです。それを彼女は軽々やってのけたのです。そこがすごいんです!
実際は軽々ではなく、長い下積みで得た歌唱力、実力あってこそのことだと思います。そして、そんなサクセスストーリーも彼女の素敵な魅力の一つではないでしょうか。
ただ一つだけ納得がいかないのは!
チケットが安すぎる!
彼女の人の心を揺さぶる歌声は、今のチケットの値段以上の価値があると!そこがくやしい!
私事ですが、以前東京のT国ホテルを長年に渡り務めあげられた方と御一緒に仕事をする機会に恵まれたことがあります。その方の言葉を思い出しました。
かの東のT国と言わしめたホテルで「ディナーショウのチケット代が10万でも御客様が呼べるのは、フランク・シナトラと美空ひばりだけだ!」と
この業界でもすごいんですよー。ひばりさんは!
でもそんな領域に行けるまでマキタソのことを応援したいと思います。
ブログ二回目にして長文ですいません。あまり深く掘り下げられてなかったジャンルなので。次回からはやんわり行きたいと思います。