緑も勢い着いて、活力に満ち溢れる8月。
窓を開ければ、重たくて熱い空気がなだれ込む。
いつもなら我慢出来なくて、直ぐにエアコンのスイッチを押す所だけど。
今日は何だか、そう言う気分でもない。
窓を開けてみる。
少し汗ばんだ体に風が触れる。
汗が気化して、熱を放つ。
目を閉じて、ソファーにもたれて。
薄い瞼に簾から漏れる光を感じ、鼻先には少しだけ秋めいた風がふわり。
手には氷の入ったグラス。
カランと透明な音を立てる。
氷が崩れて、滴が太ももに落ちる。
ひんやりして気持ちがいい。
夏を五感で感じ取る。
暑いのは嫌いだけど、こう言うのもたまには悪くない。
気付いたらもう夕暮れ。
夕日がとても綺麗だったんだ。
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