海老蔵さん、



辛そうです。



死に目に会うことは、最後の瞬間を見届け、受け止めるということ。



私も父親を亡くしていますが、



死に目に会えたのは私だけでした。




息を引き取る瞬間は、



本当に字の通り、息が引き込まれて終わるんです。



そして、魂が抜けて、物になったかの様に冷たくなる



不思議な感覚でした。



その時涙は出ませんでした。



それから何日かして、




気を抜いた瞬間思い出すんです。



死に顔を。



その度に涙が溢れ、頭からそれが離れなくなる。



不安で、悲しくて、寂しくて、胸が締め付けられる。



とてもこの人の気持ちがわかります。



10年経った今も、



泣きじゃくる日がある程です。



でも、確実に強くなります。



今では、私を強くしてくれたロクでもなかった父親に、感謝しています。



今でも愛してます。



ありがとう。



海老蔵さん、頑張って下さい。