お立ちより下さいましてありがとうございます
これは solard と zwart が織りなす物語
暖かい草原のような景色、荒れる海原のような景色
どんな風景が見えるかはあなたのお気持ち次第です
どうぞ、ごゆっくりとお過ごしください
おいてけぼりの心の底
なぜか
キミの声が聴きたくなった
手にしたのは
携帯電話ではなく
CDだった
必死に守り続け 目を背けてきた
いろいろな何かが
一気になだれ込んできそうで
怖い
それでも 中には大切な何かがありそうで
扉に手をかけた
それは
以前とはまったく違う顔をして
訪れた
たくさんの理想と
たくさんの葛藤と
たくさんの愛に溢れ
未熟な僕と
すこしだけ成長した僕の
魂を震わす
笑っているような
泣いているような
嬉しい気持ちと
寂しい気持ちが
ない交ぜになり
戸惑っていると
ふいに
付き合い始めたころに
ひそかに掲げた目標を思い出した
ずっと忘れていた
もう ずっと ずっと
思い出すチャンスはいくらでもあったはずなのに
キミが大きな決意とともに
そっと教えてくれた夢の話
皆既日食が近づいた あのとき
なぜ 思い出さなかったんだろう
僕にも夢があったんだよ
結局一度も伝えられなかったけど
キミにはいつも恥ずかしそうに
はぐらかされてしまっていたからね
ずっと忘れられていた
おいてけぼりの心の底
キミの音楽は
やさしくノックして
あけてくれた
あふれ出す
大切な記憶たち
すべての言葉と行動の裏にある
キミの気持ちや期待
僕にはまったく見えていなかった
たくさんのヒントをくれていたのに
すべての答えは
誰かに向けられているこの音楽にあった
悲しみや試練の中にこそ 答えはあるものなんだね
だからかな
僕に向けられた何かがずっと欲しかったのは
二人の言葉だけで
彩られ
埋め尽くされた
舞台をともに創りあげたかった
そうだタイトルは
「SOLARD & ZWART」がいい
いざない
あれから何度読み返しただろう
何を求めて訪れているのか分からぬままに
寂しくも 切なくも 苦しくも
なりたくはないはずなのに
訪れては胸を押さえている
きっと向き合わなくてはいけないこと
今の自分には必要なこと
数ヶ月 数年 経って
この意味がわかる時が来るなら
その時は哀愁に満ちた笑顔と共に
胸を張って会える
