太陽光発電総合情報のアメブロ

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太陽光発電に関する比較総合情報を運営しています。情報共有、意見交換の場としてアメブロを運営していきたいと思います。

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FITのおかげもあってか太陽のエネルギーというと太陽光発電にほどイコールの方も多いかもしれません。

しかし少し前はソーラーシステムというと、太陽熱温水器やこれをベースとした太陽熱利用のシステムを指すことが多かったかと思います。

海外では広くて日照の良い土地がある、比較的緯度の低い場所、例えばアメリカやアフリカ、アラブ諸国のあたりでは、太陽熱を利用した大規模発電所が少なくありません。

太陽熱発電は太陽光発電よりも火力発電に近い原理で、鏡などで太陽熱を集めてタービンを回し、発電します。

熱源が火力か、太陽熱かの違いですね。


この太陽熱発電、日本でも環境省が三菱日立パワーシステムズに委託し、技術開発を進めているそうです。
場所は横浜。300kW相当の発電能力が期待される規模のものだそうです。


太陽熱発電の最大規模のものは、カリフォルニアの392MW。今回の規模の1000倍以上のものです。大きいですね。


太陽光発電と比べてメリットとなりうるのは、熱はある程度貯めておけるので、ちょっとした日照のブレにも強いところ。また日没後もある程度発電能力を保てるので、夏場であれば夕方から就寝前にかけての夜のピーク時間帯にも有効活用できる可能性も期待されます。
太陽光発電のピークカットについての記事を新しく書いていますが、その中で東京電力の「スマートライフプラン」についてもご紹介しています。

このプラン、最大デマンドによる基本料金決定の仕組みが採用されています。
高圧需要家に適用されてきたこうした仕組みを家庭用にも適用した例で、これまでのプランにはなかったものです。


このプラン、何が怖いかというと、電気をどれだけ使っても、ブレーカーが落ちないでどんどんデマンド値が上がっていくんです。


例えば、

エアコンを付けながらオーブン料理をし、電子レンジとIHをフル稼働させながら夕食の準備をしているお父さんの傍らで、

ドライヤーで子供2人とお母さんが立て続けに髪を乾かしている


なんていう状況が一度でもあると、その先1年間高額な基本料金を払い続けなくてはいけないのです。

怖すぎますよね。



HEMSなどが入っていて、デマンドが上がりすぎると蓄電池が作動したり、スマート家電が消費電力を抑えたりするようなシステムが構築されていれば、例えば今1200円の基本料金を450円に下げるなんてことも可能かもしれない、魅力的なプランです。

ただ、このようなデマンド均衡化システムは、富豪の物好きが実験程度に採用することはあってもなかなか普通の家庭で手に届くものではありません。


現時点で確実に、電気代を抑えながらお得になるのは、太陽光発電だけ、というのが現時点での結論と言えそうです。

まず、興味がある方が多いと思うのが価格についてです。

住宅用の太陽光発電を前提として、標準施工費用の最安値相場程度の価格をここではご案内します。

お家の屋根の大きさ別・費用目安


比較的小さな屋根のおうち


3kW程度の積載量が見込めるとして
中国製の安価なパネルなら100万円を切る価格で載せられる可能性も低くありません。
やはりメーカーの信頼性を、とお考えの方なら、
日本製のシリコン系パネルで120万円程度を見込んでおくとよさそうです。

平均的な大きさの屋根のおうち


全国の住宅用太陽光発電の積載平均は4kW程度と言われます。
中国製パネルなら110~120万円程度
国産パネルなら150万円程度が相場です。

より大きな屋根のおうち


大きなお家をお持ちの方、
片流れなどの広い屋根面が取れる場合などで
6kWが載せられればかなりコストパフォーマンス的にも有利になってきます。

中国製パネルならこの積載量でも150万円台で載せられる可能性も十分あります。
国産の比較的高いパネルなら200万円前後を見込んでおくとよさそうです。





太陽光発電の価格を知る際に知っておきたいこと



太陽光発電システムの価格の主な内訳は、
・ソーラーパネル
・周辺機器
・架台や各種部材
・施工費
となっています。

また太陽光発電システムの発電できる電力の大きさは
「なんキロワット(kW)」のような単位で示される
積載容量によって知ることができます。

そして見積もり価格はたいてい1kWあたりの単価で
比較されることが多いです。


こちらのページではメーカー別に一番お買い得なモデル(パネル)の価格を調査して比較を掲載しています。併せてご確認ください。