最高の言葉 | ドリブる息子とオヤジの日々

ドリブる息子とオヤジの日々

サッカー少年の息子とオヤジの日々

息子はいつも楽しそうにサッカーをする



戦術だとか、ポゼッションだとか、色々難しい事があったりするけど



彼のプレーは見ていて面白いし

本人が笑顔で楽しんでいる



いつもその姿に救われる



父はガミガミうるさかったのに

楽しそうにやってる



練習する姿を見て気づいたことがある





練習が終わった時には毎回



「どうだった?」



って質問するんだけど



昔から毎回答えは同じ



「楽しかったよ」



以前はその言葉に苛立ちさえ覚えていた



中学生になっても感想はそのひと言



もっと他にあるだろーがと



きちんとどう楽しかったか言葉で説明してみろと



大きな声で息子にぶつけた事も何度もあるんだけど



息子にとってはそのひと言に尽きるのだろう



考えてみれば彼にとってどう楽しかったかなんて言葉で説明する必要なくて



父が詳しい言葉を求めていただけだった



父が納得したいだけだった




息子の「楽しかったよ」という言葉には

全ての詳しい内容が含まれている



彼なりに考えて感じて

そうやって10年もサッカーやってきたんだから

父の満足感のために態々労力を使って無理やり言葉にする必要ないんだ



彼が全力でボール追いかけて、笑顔でボール蹴っている姿が全てを物語っているから



「楽しかったよ」




それが最高の言葉だったんだ



素直で優しい息子よ




ありがとう。