そんな風に感じることが増えているとしたら、それは ガスライティング という心理的操作を受けているサインかもしれません。
この記事では、ガスライティングの意味や日常での例、気づくためのチェックリスト、そして“やさしくできる対処法”をまとめています。
なぜ急にガスライティングのことを書きたくなったか??
それは、ふと頭の中にこの言葉が浮かんだからなんです![]()
私も初めて聞く言葉だったので調べたら、
あらら![]()
これ私もその気があるのではないかな?と思いました![]()
一見、のほほんと幸せそうに暮らしている方でも、いつも自信がなかったり、自分のことを信頼できなかったり、自分が悪いんだと思ってしまっていたり、なんだかいつも追われている感じがあって焦っていたり、監視されていたりする感覚がある方ってもしかしたら多いのでは?
と思い、急遽まとめてみました。
🌱 ガスライティングとは?
ガスライティングは、相手の「記憶・感情・判断力」を否定したり歪めたりして、混乱や自己不信を生む心理的操作です。
モラハラやDVの場面で使われることが多く、長く続くと心身に大きな影響を与えます。
由来は、1938年の戯曲『ガス燈(Gas Light)』。
物語の中で夫が妻に「ガス燈は暗くなっていない」と繰り返し嘘を言い、妻が「自分の感覚がおかしいのかも」と思い込んでしまう描写から生まれました。
🌱 日常での特徴と具体例
1. 記憶や事実を否定する
-
「そんなこと言ってないよ」
-
「そんな約束した覚えはない」
2. 感情を軽んじる
-
「大げさだよ」「気にしすぎ」
-
「冗談なのに、面白くないな」と感情を笑い飛ばす
3. 「無能に見せる」・自己否定を誘う
-
「あなたは何もできない」「どうせ失敗するでしょ」と繰り返す
-
成功や努力を認めず、責任だけ押し付ける
4. グレーな言動で混乱させる
-
「だから言ったじゃん」と責めるように言う
-
何気ない口癖のように聞こえても、繰り返されると自分の判断を信じられなくなる
5. 孤立させる
-
「みんなもそう思ってるよ」と言って周囲から孤立させる
🌱 「ガスライティング」と「意見」の違い
-
ガスライティング:相手の感覚や記憶を否定し、混乱させる
-
意見の違い:相手の気持ちを認めながら、自分の考えを伝える
例:
❌「そんな風に思うなんておかしい」
⭕「私は違うふうに感じたけど、あなたがそう思ったのは分かるよ」
🌱 セルフチェックリスト
-
「そんなこと言ってない」とよく否定される
-
感情を伝えると「大げさだ」と笑われる・「その考え方が良くない」と正される
-
「だから言ったじゃん」と責められることが多い
-
「あなたはできない」と言われ、自分に自信が持てなくなる
-
相手の顔色を気にして、本当の気持ちを言えない
👉 3つ以上当てはまる場合は、ガスライティングの可能性も。
🌱 自分を守るためのやさしいステップ
-
事実を残す:日記やメモ、スクリーンショットなどで確認できる形に
-
信頼できる人に話す:友人や家族に聞いてもらうだけでも安心できます
-
自分の感覚に寄り添う:「私はこう感じた。これでいい」と自分を肯定する
-
距離を取る:物理的・心理的に距離を置くことが最も安全です
🌱 最後に
ガスライティングは、知らないうちに心をすり減らしてしまう、とてもつらい関わり方です。
でも「気づくこと」が、心を守る第一歩になります。
もし今、少しでも「私がおかしいのかも」と感じることがあるなら、
どうか一人で抱え込まず、安心できる場所や信頼できる人に気持ちを伝えてみてください。
あなたの心は、大切にされていいものです。
小さな一歩でも、あなたの自信と安心につながっていきます。
🌱 私が感じたこと
ガスライティングとはちょっと違うのかもしれませんが、
家族や友人など自分に近い人は、その人に良くなってもらいたいという気持ちが強くなり過ぎてこれと同じようなことを無意識にやってしまっているのかもと思いました。
「良かれと思って」「あなたの為に」ってやつですね![]()
気にかけてくれていろいろ言ってくれることはありがたいけど、それはその人がただ相手をコントロールしたいだけ。
こんな人になって欲しいという願望や期待がそうさせてしまうのかもしれませんね。
『愛』あってのことだとは思うけど…やられた方はつらい![]()
これはドリームキラーにもなりかねない…
「こんなことをやりたくて」と話すと現実的なもっともなことを言われて撃沈させられ、
「やっぱり私には無理なんだろうな」と思いこませられる。「私はやっぱり無能なんだ」と思い込んでしまう。
それで、またその無能という穴を埋めたくて、何か違うものを学んだり、違うことを頑張って取り入れたりして一生懸命その穴を埋めようとする。![]()
で、また「こんなことをやりたい」と話すと「前もそんなこと言って続かなかったでしょ。できなかったでしょ。」と言われる。
だから「あなたは何をやっても出来ない人間だ」と直接的な言葉では言われてないけどそう否定されたと思い込んでしまう。この繰り返し![]()
このループってなかなか抜け出せないんですよね。![]()
実は私がこんな感じだからです。
でもこれって結局、相手だけのせいではなく、自分が相手にそう仕向けてしまっているということに長年自分と向き合ってきて気づきました。
これに気づいたとて、すぐにはこのループからは抜け出せなかったのですが![]()
ガスライティングのようなことをしてしまう相手にも、もちろんその要素は沢山あります。「依存させたい」とか「自分の思い通りにコントロールしたい」とか、その願望が強い人は無意識にでもやってしまいがちですよね。
でも、それをどう受け取るかは自分次第なんです。
受け取り方で全く違う現実になります。
私は全て自分責めの方向に取り入れました。
まあ、そうなってしまったのにも原因はあるのですが![]()
でもその原因も、ただそう言われたという出来事を客観的にみて、でも私はこう思っているからと自分軸がしっかりしていれば全然何事もない会話になっていたんだと思います。
全ては私の中の思い込みや観念で判断される。
その思い込みを通してどうやって判断するかで自分の反応も変わってくるってことなんですよね。
あと、ドリームキラーの話は、夢を語った人が腹を決めていて本当にやりたいんだ!ってことだったら、誰から何を言われようとへっちゃらだったと思います。
というか、否定的な言葉とはとらずに、アドバイスくれてありがとう!になるのかなと思います。
でも、「そうだよね、私には無理だよねって」ことになるってことは、自分でも腹が決まってなくて![]()
心の奥底で「誰かに止めて欲しい」と願ってしまっているってこと。
それを周りの人が言ってくれているだけ。
結局は自分の思った通りになっている![]()
深層心理って怖いわ〜![]()
結局は自分がどう思っているのか、感じているのかってことなんですよね。
とここまで書きましたが、やっぱり「ガスライティング」とはちょっと違うのかな?
違うことを書いてしまってすみません。
でも、どちらにせよ、答えは自分の中にしかない。
自分が違和感を感じたら、絶対にそちらを優先すべき!
周りの意見ももちろん聞きながらですが、それを採用するかしないかはちゃんと自分に向き合った上でした方がいいと思っています。
もし、ループに入り込んでしまっていると感じたら、やっぱりその人や環境から物理的、心理的に距離を置くことが大事だと思います。
そうしないとなかなか難しいのかな…
だってそれが日常なんですもんね。
知らぬ間に蓄積される…そうするとそれが当たり前になる。
今まで私が被害者的なことを書いてきましたが、
これって、簡単に加害者側にもなれちゃいますね![]()
家族や身近な人に対して、期待をしてしまいがちだから…
私も気をつけていきたいと思います![]()
サロンでハンドマッサージをしながらお話を聴くだけのメニューもあります。ただ私はお話をお伺いするだけで、良いことなどは何も言えないのですが![]()
話す=離す=放す
なのでただ話すだけでも軽やかになります♪