旦那さまとおコタ(まだ出てる)でまったりお話していたら、
携帯に非通知で着信がありました。
(あれ?非通知設定を戻すの忘れてた;)
と思いながら通話にして名乗ると
「あの…○○さんですか?…」(小さな声)
「はい?ごめんなさい、聞こえなかったです。
非通知だったのでお名前を教えていただけませんか?」
「…え?もしかして…間違いかもしれません…あの、
今お話してるのは…ユカさんですよね?…自分は…
ベンチのメッセージと番号を見て掛けてみたんですが…」
うおおおおぉぃっ
「いえ、違います。どこのベンチか教えてもらえませんか?」
「えっ…あの、公園なんですけど…違うなら消しときましょうか?」
「どこの公園になりますか?あと、なんと書いてありますか?」
「書いてあることって…ちょっと卑猥な意味だと思うんですけど…
『○○できるなら、ここに電話してきて』…みたいな…
なんだったら僕…消しときますけど…間違いなんですよね?」
「ええ、違います。イタズラで書かれてるのかも知れないので、
場所を教えてください。誰が書いたか分かるかもしれませんので」
「あの…僕はただ書いてあった番号に掛けただけで…」
「ええ、そうなんでしょうね。非通知ですのであなたの身元が
割れることはありません。安心して、教えてください」
「あの、間違いでしたらいいんです。ところで…」
いいんです、じゃねぇ。教えれ
「今、お暇でしたら2~3分付き合ってもらえませんか?」
…はぁっ
「嫌です。今、主人もそばにいます」嫌ですで切ればいいのに…
「あっ?じゃあいいです」 ガチャ
あ。
……待って……どこのベンチなの……
呆然自失の私に、旦那さまが声を掛けてくれた。
「そら、たぶんそれ、そいつがテキトーな番号に掛けたんだよ」
「…えっ!?」
「場所や状況をはっきり言わないわけだろ?県名や公園名も」
「う、うん。でも、自分が特定されたくないんじゃ…」
「非通知だし、公園名とかで特定されると思うわけないじゃん」
「そうだけど。…そうなのかな…動転してとか…」
「そういうヤツは分かってやってるって。」
「………」
「だから大丈夫。たぶんどこにも書かれてないよ」
「…そっか…」
「分かってていろいろ質問してるかと思ってたけどね」
「……(ぎゃふn)」
でも、こんだけいっぱいお話したら、
別の意味で面白がって今頃どこかでその人に
イタズラされてたり…しないよね?
一応、今のところはどこからも何も掛かってきてません