虹の橋を渡ってなかったら今日はパピー兄ちゃんの20歳のお誕生日
だから今日は僕のことじゃなくて兄ちゃんの思い出をひとつお話します
兄ちゃんが7歳くらいの時
ママが兄ちゃんを連れて熱海まで行かなければいけないことがありました
お家から熱海まで在来線に乗り新幹線に乗らないといけません
兄ちゃんはキャリーバッグに入ってお顔を出してはいけません
兄ちゃんはいい仔だったけどすごくガウガウする仔でもありました
その声は半端なく大きかった
だからママは在来線ではガウガウしないように入口の所に立って人の邪魔にならないようにバッグを揺り籠のようにゆっくり揺らしていました
こうすると吠えないのですがたまに鼻泣きしながら掘り掘りするので声をかけてあげていました
その時兄ちゃんは涙を流していました
犬が好きな方は笑顔を見せてくれますが
嫌いだと思われる方からの冷たい視線があるようなないような…
ドキドキの約20分
新幹線のホームで待っている時は1号車(だったと思う)の位置で誰もいないのを確認して少しだけ扉を開けて手を入れて遊んであげました
座席に座ると鼻泣きが始まったので少し扉を開けましたが我慢の限界がきていたみたいで「ワン、ワン」と小さな声で文句を言い始めました
乗客が数人…
ママは少し冷汗が出てきて兄ちゃんを連れてデッキに行きました
そこでバッグをかかえたまま扉を開けて上半身を出してあげました
そこに車掌さんが来られて乗車券と特急券のチェック
本来なら上半身出していることを注意されても仕方ないと思うのですが何も言われませんでした
うるさくなるよりいいと思われたかな
僕は絶対ワン、ワン、言わないけど兄ちゃんは言ったんだよね
熱海に無事着いた時にはママは精神的にクタクタ
唯一良かったのは兄ちゃんの体重が4kgなかったことかな
もし僕みたいに5kg以上あったら重くてずっと持っていられないよね
バッグもある程度重いし…
僕は電車に乗ったことないからわからないけど兄ちゃんはいい経験したよね
僕はあまりママに迷惑をかけないけど兄ちゃんは手のかかる仔だったんだよね
でも皆んなに愛されていたね
パピー4ヵ月
ペットショップの方からご飯を急に増やさないように言われ少しずつにすると少しずつ過ぎて獣医さんに「この仔栄養失調ですね」と言われママは大ショック
確かに痩せ過ぎ
初めての仔だったから仕方ないよね
ママのお気に入りの一枚
この頃はまだわがまま言わず素直な仔でした
硬くて太い骨が大好き
お気に入りの一枚
とても良い笑顔
綺麗すぎて可愛すぎていつも女の子に間違われていました
パピー8歳
可愛い遠吠え
いつも笑顔
お正月の髪飾りが重そう
椅子の上が大好き
ランは嫌いだったけどひとりで走るのが好き
パピー13歳
パピー14歳
鏡の中を不思議そうに見つめてる
以前窓ガラスに自分の姿が映ったのを初めて見た時
自分だと思わず窓ガラスを見ながら動いては止まり、動いては止まり、をしながら不思議そうに窓ガラスに映っているのが何者かを確認していました
これが最後の年賀状の撮影になりました
パピー15歳
15年間楽しかったね
お誕生日おめでとう
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