**南米の旅4**
いよいよ2泊3日のエンジェルフォールツアーへ出発~
カナイマへGO!
申し込み時にシウダ・ボリバルからカナイマまでの交通手段として“陸路コース”か“空路コース”を選択するんですが、“陸路コース”は“空路コース”に比べて時間がかかる分ツアー代金もお安くなるのでわたしたちは“お安い陸路コース”を選びました。
旅行会社に着いてから朝食や歯磨きの時間がたっぷりあってそれは有難かったんですが、それにしてもなかなか出発しないので「この調子でカナイマには何時頃に着くんだろうか」と思っていたら、旅行会社の人たちがバタバタし始めて…
そうしたら旅行会社の人から
「君たち陸路だったよね?今から陸路で行くと時間が間に合わないから君たちもセスナで行ってくれる?」
と言われ、念のため確認したところ“ツアー代金はそのまま”とのことだったのでしました。
こういう変更はありがたい
そんなこんなで急遽車で飛行場へ行くことになり、思いがけない初セスナ体験にわたしのテンションはモチロンUP
セスナの中の様子
時々ガタガタ揺れるのがちょっと怖かった
けど、そんなの関係ねぇ。
なにしろテンション上がってますから
セスナからの眺め
素晴らしい眺めです~
超大自然
カナイマ到着
セスナから降りたらグループごとに集合し、ガイドさんからツアーの説明などを聞いた後はしばらく自由時間になります。
(集合時間まで各々好きな場所で好きなように過ごします)
空港からすぐの場所にカナイマ国立公園があるので、私たちはカナイマ湖へ行って湖畔でのんびり過ごしました
今まで見た事のない茶色の湖です。
この色は植物から出るタンニンによるものだそうですよ
湖だけでなく、川全体が茶色です。
近くで見ると↓こんな感じ。※この写真は参考のためお借りしています
湖周辺の砂の色はピンク色できれいですよ~
小さなトカゲもいました
どれがトカゲか分かりますかー?
ベースキャンプへ移動
一旦空港に戻ってグループの人たちとベースキャンプへ移動し、その後グループごとに昼食をとりました
昼食後は、荷物の仕分け。
※エンジェルフォールへは必要な荷物だけを持って行きます。
大きい荷物はベースキャンプに預けておくので予め持って行くものを考えておくといいかも知れません。
…そんな作業中
「濡れるから水着着てね」とガイドさん。
濡れるってどうして…
ツアーの愉快な仲間たち
おやじ→イタリア人、猪木→スペイン人、繊細くん→オランダ人、純一→日本人。
(純一以外はみんなおっさん)
そしてベネズエラ人のガイドさん
私たちはスペイン語が分からない。
猪木は英語が分からない。
スペイン語と英語が混ざった私たちの会話。
おやじと繊細くんと純一が通訳をしてくれました
出発
グッドスメルを放つライフジャケットを着用し、カナイマ湖からボートに乗りました。
(上から3番目の写真に写ってるボートと同じやつ)
ライフジャケットのグッドスメルは例えるなら「生乾きの雑巾」。
なかなかパンチの効たニオイです
カナイマ湖
↑グッドスメルを放つライフジャケット
カナイマ湖にある滝はなかなかの迫力
歩く
ボートから降りて歩いて移動。
途中で大きなアリの行列に遭遇しました
ベネズエラは何もかもがダイナミコー
景色もいいし、空気もいいし、歩くのも楽しいです
歩いたその先は…
エル・サポの滝に到着。
そして「滝の裏側を通りますよ~」とガイドさん。
水着…なるほど。
エル・サポの滝 裏側
※この写真は参考のためお借りしています
奥はもっと水量が多くて激しい水しぶきなのでという間にびっちゃびちゃー。
ビーサンだから滑らないか心配だし、水しぶき冷たいし、狭い道を人とすれ違いながら歩くのは結構スリリング。
カメラとか洋服とかを保護するためにもビニール袋必携です。
ジップロックのようなものがあると一番いいかも知れませんね。
エル・サポの滝 表側
水の量こんな↑ですよ。
超ド迫力。
思わぬ所で命がけ。
滝の反対側にはテーブルマウンテンが
雄大な風景で解き放たれる~って感じです。
サポ滝 ラグーンからの眺め
サポ滝最高~
サポ滝を後にして
またテクテク歩いて移動です
日差しがかなり強いので日焼け止めが必要ですよ~。
歩いて移動
↑コンビに帰りかよっ
テーブルマウンテンに囲まれた大自然を歩けるなんて夢のよう
アオンダ・キャンプへ
再びボートで移動します
カラオ川をボートで遡る
↑みなさんちょっとお疲れ気味?
グッドスメルライフジャケットはボートの必須アイテムです
恐怖体験
ボートに乗っている時に腕を小さい虫に刺されました。
虫を叩いたら血が出て「血吸われたーっ!」って思ったんだけどよく見たら刺された所から血が出てていて、拭いても拭いてもそこから血が滲んでくるので怖くなり
「変な病気になったらどうしよう」
って本気で心配になりました。
※変な病気にはなりませんでしたが、刺された跡が1年くらい消えず…
ベネズエラの虫、おそるべし。
テーブルマウンテンと夕焼け空
アオンダ・キャンプ
キャンプには壁がなく屋根だけの開けっ広げ状態。
だからアウヤンテプイに見守られてる感満載です
キャンプには別のグループと私たちのグループの2組が宿泊。
大自然の中なのにトイレは意外にも水洗でした。
シャワーもありますが残念ながらホットではなかったため「風邪を引いても困るしなー」ってことで浴びることを断念。
ちなみにキャンプ自体は壁がなくて開放的ですが、トイレとシャワーはちゃんと目隠しされています。
はじめてのハンモック
「一度はハンモックで寝てみたい」という念願がここで叶いました。
アオンダ・キャンプのハンモック
ハンモックに乗るのって案外難しいデスヨネ…
なかなかバランスが取れずプルプルプルプルしてしまってまるで生まれたての小鹿状態
自分のあまりの小鹿っぷりにヘラヘラ笑っちまいました
着いてから就寝まで
各々のんびり過ごします。
夕食の後はコーヒーを飲みながらみんなでおしゃべりタイム。
(わたしは専らうなづき担当)
薄暗いけどライトも点いてます
ただ、ライトが消えると本当に真っ暗で何も見えません。
真っ暗になった後トイレへ行きたくなり、ケータイの明かりを頼りに歩きましたが結構大変でした
こんな時のために懐中電灯があるといいですね。
こんな感じでエンジェルフォールツアー1日目は終了しました。
1日目から満足度高し
***今回の出費***
カナイマ国立公園入場料 Bs.8,000
これまでの記事
ベネズエラ