おはようございます。

相続相談のひろたです。

 

7月に入り、

暑い日が続いていますね。

 

体調にはくれぐれも

お気をつけください!


 

さて今日は、介護の話題です。

 

ここしばらく相続に関わるお話を

させていただいたので、

今度はいきなり介護の話!?
と違和感を覚えた方もいるかもしれません。

 

私廣田は、

介護・相続を一貫してサポートする

コンサルタントだということを

改めて補足しておきます(笑)


 

今日のテーマは

介護を進める上で欠かせない

『ケアマネージャーの選び方』

についてです。

 

あなたは

”ケアマネさんなんて

誰だって同じでしょ!?”

と思っていませんか?

 

そんなことはありません。

どんなケアマネさんに相談するかで

介護生活に大きく差が出るのです。

 

なぜなら、

介護サービスを利用するにあたって

介護の計画から業者の手配まで

ほぼ全てがケアマネージャーを介して

行われるからです。

 

今の状況から最善の介護プランを考え

サービスの手配と管理をしてくれる

介護生活の強い味方であり

パートナーであるのが

ケアマネージャーなのです。

 

人任せにしていたら

ケアマネさんとの相性が合わず

介護以外の悩みが増えてしまったり、

また、後から色々な不具合が生じて

大変な思いをすることにもなりかねません。

 

ですから、

もしあなたや周りの方が

介護について考える際には

本当に信頼できるケアマネさんを

選ぶことが大切です。

 

 

 

今日は私のお客様、

Mさんの実際のお話を

紹介させていただきますね。

 

昨年、

Mさんのお父様が要介護2 

お母様が要介護5の認定を受け

お二人揃って同じ介護施設に

入居されました。

 

介護施設には細かいルールがあって

誰でも、どの施設にでも入れる、

と言うわけではありません。

 

要介護2の方と

要介護5の方では

選べる施設の種類が違うため、

やっと両親一緒に入れるところが

見つかってホっと一息ついた矢先のこと。

 

 

今度はお金の不安に

ヤキモキするようになって

私にご相談をいただきました。

 

ここでメルマガをお読みのあなたは

ご両親お二人が介護施設で過ごす場合、

どのくらいの費用がかかるか

想像はつきますか?

 

もちろん施設によりますが

Mさんのご両親の場合は、

通常お一人様だと月28万円。

丁度キャンペーン期間で

ご夫婦ですと、

もう一人分が12万円。

合計で月40万円

 

施設代だけでも

年間480万円必要とのことです。

 

関東にすむ男性の

平均年収が490万くらいと

言われていますから

それと同じくらいの金額ですね。

 

ご両親の年金で

まかなえればいいのですが、

Mさんのお父さんは

自営業だったため

国民年金はご夫婦合わせて

月12万円ほど。

 

毎月28万円を

補填しなければいけません。

 

これまでは、

Mさんの貯金から

なんとか補填していたそうですが、

 

お子様もまだ学生であり

お金がかかる時期。

このまま行くと、

蓄財がなくなってしまう…と

頭を抱えていらっしゃいました。


 

このようなお悩みは

決して珍しいものではありません。

 

多くのご家庭では

ご両親の介護・お子様の進学が

同時期に重なることもあり、

​お金の面だけでなく

時間的にも精神的にも

追い詰められてしまうことが

多々あるのが現状です。

親の面倒を見るのは

子の責任ではありますが、

それでも

共倒れになっては元も子もありません。

 

今回は

ご自宅を売却し、

その資金で一時払いの

保険商品に加入。

 

毎月数万円ずつ

​年金をもらえる仕組みを活用し、

ご両親の介護費用に充てていきましょう!

というご提案を

させていただきました。

 

ですが、それでもまだ

Mさん方が手出してて

介護施設の費用を足していく必要があります。

 

「このまま今の施設に

入居し続けるのは、とても厳しい…。

できるかどうかわからないけど、

生活保護を受けることは

できませんか?」

 

とMさんからの相談があり

併せて生活保護の申請も

進めてみることになりました。

 

と、ここまでお読みになって

詳しい方であれば

お気づきでしょうが、

 

本来は、これはケアマネさんが

サポートしてくださるところです。


 

このような

金銭面の不安をとり除けるよう

施設に入る前に状況を

ヒアリングして、

資金面のやりくりなど相談にのってくれて

適切な介護計画や施設を

段取りしてくれるのが

ケアマネージャーなのです。


 

では、なぜ今回こんなことが

起きてしまったのか?

 

それは、

ケアマネさんを通さず、

Mさんがご自分で施設を探されたからです。

 

もちろんそれがダメではありません。

ご自分で色々と調べて手配をするのは

さぞかし大変だったでしょう。

素晴らしい行動力です。

 

しかし、

このようなお困りごとが

出てきてしまった際に

どうしたらいいものか?

途方にくれてしまいますよね。

 

私も一緒に色々と調べたり

市役所に連絡を取りながら

進めている最中です。

 

生活保護一つをとっても

非常に細かいルールがあって…

 

例えば、

 

地域によって

生活保護が認められる基準となる

「最低生活費」は異なります。

 

また、生命保険の加入や

不動産の所有があると

それが財産と見なされ、

いくら手元に現金がなくても

生活保護を受けることができません。

 

更に、

生活保護の申請がおりたらおりたで

生活保護の方を受け入れてくれない

施設もあるため、

新しい施設を探し移動しないと

いけないこともあります。

 

本当に細かい煩わしい

ルールがあるものです。


 

私も父親の介護で

一通り経験した際に感じましたが、

これらを素人が一つ一つ調べて

準備から手続きまで全てを

自分でやるのは

本当に骨の折れる作業です。

 

やはり餅は餅屋。

私としては優秀な

ケアマネさんを見つけて

相談するのを心からおすすめします。


 

しかし、

ケアマネさんもその方によって

経験値も持っている知識も違えば

人としての相性もあるものです。

 

頼むのであれば

やはり経験、知識を兼ね備えた

優秀な人にお願いしたいですよね。

 

何より、本当に相手の役に立ちたい、

というホスピタリティのある方に

出会えることが

一番の安心材料だと感じます。


 

幸運にも、私の場合は

地元の中学校の同級生が

ケアマネをやっていて

素晴らしいサポートを

していただきました。

 

おかげで

父の介護施設も納得のいく形で

スムーズに決めることができました。

 

今も、何かあるたびに

相談にのってもらっています。


 

もしあなたが

ご自身や周りの方の介護生活において

信頼のおけるケアマネさんと出会いたい!

 

そう思った時には

ぜひ私にご相談ください。

 

あなたにとってぴったりな

ケアマネさんを選ぶポイントを

一緒に考えさせていただきます。


 

ケアマネさんに限らずですが

本当に人との出会いが

人生を左右するものだと

つくづく感じます。

 

誰とつきあうか、

​誰と時間を共にするかが

とても大切だと噛み締める

今日この頃です!

 

それでは、

今日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

またメールします。

廣田重幸

 

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