現実で強風が吹いていた。
春の嵐か、春一番か。
その時の夢を記録
ちょっと面白い夢だった。
~以下夢の中~
1階のベランダが騒がしい。
カーテンは開いているので、外の様子がすぐ分かった。
ガラスサッシのすぐ目の前で複数の若い男たち(5、6人)が一人の男に殴りかかっている。
勝手に家の敷地に入っていることでさえ腹立たしいのに、なんてことをしてるんだと思い、すぐさま勢いをつけてサッシを開けた。
全員がこちらを振り向き、殴られていた男(前歯がかけている)も気味の悪い笑みを浮かべこちらを見た。
私、『お前ら人の家で何してんだよ』
男の一人、『誰も住んでいないと思って…』
私、『(洗濯物を指さし) 空き家なわけないじゃん!それにガラス越しから丸見えだって!』
男どもは言い訳を言いながらその場から離れたが、一人だけ何か言いたげにこちらを見た。
(そいつがヘラヘラしながら何か言ったが忘れてしまった。)
落ち着きを取り戻し部屋に戻るとテーブルで何かをしている家族らしき男がいて(現実では知らない人)、全く意に介さずという感じで黙って手作業をしていた。
次は玄関に誰か来た。
少しだけドアを開けて見ると、背の高い黒いスーツを着た怪しげな男が現れた。
『箸ありますか? えっと割り箸でも…』と聞かれたので
『うーん…、割り箸はないっ!』
と言って閉めようとしたが、向こう側でドアをひっぱり閉めさせないようにしていて、その男の隣にもう一人いるらしくボソボソと話している声が聞こえた。
飼い猫が玄関から出そうになるので、家族に『猫をおさえててよ』と頼んだが無視された。
『セブンイレブンに行ってくる』と言って出かけてしまった。
~以上~
強風の音が得体のしれない訪問者となってサッシや玄関のドアを叩いたのかもしれない。
夢の中では恐怖心は一切なく、ただただ騒がしいのが気に入らなかった。
いつどんな時でも騒がしいのは好きじゃない。