浮き釣りの原点回帰~時は末政・心は元禄、釣り人が遊ぶ詩小説とプチ哲学~ -1426ページ目

№74/365:釣り人、ベテランと初心者の視点の違い

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-2009年3月14日土曜日号―
NEW a'soko cafeにようこそ
 

釣り人の詩・小説とプチ哲学-TOM(仮)
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(オリジナル・イラスト)『 釣り師列伝 TOM(仮、情報収集中)』



① カフェのマスターの日々雑感


        ベテランと初心者の視点の違い


 イ. このブログの現段階



 お気に入りに登録しているネットの予報を覗くと、土曜日も風雨が強いのです。

 
 翌日曜日は、現在のところ、曇りのち晴れ、気温は昼間13℃ですから、未だ、何とも言えませんね。



 波止の浮き釣りを楽しみたいので、天気、風向、そして、風力を選り好みするのです。

 
 特に、雷雨、そうですね、雷と雨、この2つは、何としても避けたいものです。



 折角、やっと、手に入れる趣味の時間ですから、可能の限り、良いチャンスをものにしたいのです。


 いつも水の中に魚がいるのですが、水の外の釣り人は、良い気分で、思う存分に風情を楽しみたいのです。



 お好みのフィールドには、風裏になる釣り場もありますが、雷雨だけは、避けようがないのです。


 初心者対象の実践のハウ・ツーのことに取り組んでいるのですから、実釣のことも、料理のことも、写真入りで書きたいと考えています。



 (もっとも、実釣や料理のことは、素敵なブロガーさんが多いですから、私の出る幕なんぞないのですが。)

 
 それが、今年はどうしたことか、毎週の土日、いつも、天気のことがアウトなのです。



 それに加えて、最近だけでも、先々週の後見人をしていた叔母に続き、今日も知人の告別式、いやはや、何かとせわしいことばかりが重なり続けてもいるのです。


 さて、いよいよ、このブログの年間計画の第一ステップ、第一四半期(1~3月)基礎知識編も佳境に入ってきました。



 なお、ブログ更新の頻度は、1年365日、毎日更新の実現に努力します。


 一人の釣り人が、半生記を費やして獲得するものを、1年365日間で、再現しようとしているのです。

 

 期間ごとの主題は、次の通りです。


 1~3月  基礎知識、


 4~6月  入門知識、


 7~9月  応用知識、


 10~12月 展開知識(初心者の極意の伝授)


 (但し、どこまで続くかは、神のみぞ知ることですから、もし、私が倒れたら、どなたかに引き継いで頂きたいのです。)




 ロ. 浮き釣りの草分けと現段階



 名人級の凄い釣り人のお一人から、良いコメントを頂きました。


 (この本物のベテラン〇〇〇さんは、自己新記録となるグレ《口太メジナ?》47cmを釣り上げたのですから、もう、うれしくなって、お祝いのコメントを捧げたのですが、なんと、ご丁寧にも、寸分の隙もないコメントを返してくれたのです。

 四国、3月12日、北風強し、水温15.5℃、餌さ盗りのフグ等の猛襲の中から、見事な型物を釣り出したのです。)
 


 このブログのポジショニングのことが分るものですから、匿名扱いで、再録します。



■ご立派です


 「 記録更新のこと、おめでとうございます。


 徳島だと、阿波釣りの釣法になるのでしょうか?


 西内浮き、このことを知らないので、申し訳ありません。


 やはり、円錐浮きなのでしょう。


 また、訪問させて下さいね。


 ありがとうございました。 」(底々 釣ろう)



■昨日は、コメントありがとうございました。


 「 『磯釣りは潮を釣れ!!』」と言いますが、食わない時の際(へチ)釣り、これは基本です。


 思わぬ大物と出会うのも際釣り。


 円錐ウキを使用しての釣りになるので、簡単なようで難しいので意外と敬遠されがちですが・・・。


 釣りは常道だけではなく、邪道が必要な時に出せる引き出しの容量で釣果がかわると思います。


 沢山釣れても満足しない前向きな向上心が、阿波釣法の強さではないかと思います。


 応援してますので、これからも更新頑張ってください。 」(〇〇〇氏)




■〇〇〇さん



 「 貴方は、脈々と今も続く阿波釣法の伝統を、直向に生きる釣り師の一人に違いないと思います。


 何故って、それは、常道と邪道、そんな引き出しを沢山持っているからですし、日々の研鑽を怠らない、そう、凛として一本道を歩いているからです。


 キーワードは、5つですね。


 磯、宙層、円錐浮き、コマセ、潮位


 次の5つが、私の知る昔の九州にありました。


 波止、底層、自立棒浮き、コマセ、潮位


 時代の流れをリードしたのが、阿波釣法でしたし、全層釣法など、進化が続いています。


 気掛りなことは、素人や初心者が、浮き釣りから、遠のいてしまったことです。


 このことに、私達にも責任の一端があるとしたら、やはり、罪作りなことなのです。


 私は、贖罪の気持ちを抱き続けています。


 初心者の、キーワードは、5つです。


 波止、底々、非自立棒浮き、コマセ無用、潮位差(潮足)


 いつでも、誰でも、何歳になっても、簡単なのに、良型の魚が確実に釣れる、しかも、安心、安全、こんなことを具現するのです。


 私が敬愛する本物のベテランの一人である貴方が、少なからず、ご理解をして頂いていることが分り、有り難いし、嬉しい限りです。


 初心者、そう、圧倒的な釣り人の人口を占める人々、そして、次の世代の後輩達に、まず、伝えたいベイシック(基本)作りのこと、更なるご理解とご指導を、お願い致します。


 ありがとうございました。 」(底々 釣ろう)




 ハ. 初心者の視点から



 次に、別の本物のベテランの一人の方から、コメントを頂いたことから展開したメッセージのやりとりを再掲します。

 
 もちろん、こんなことは、ブログの禁じ手に抵触するものだが、姑息な手法を得意とする確信犯の常套手段ですから、お許し願います。


 しかし、匿名で、そして、プライベートなコミュニケーションの部分は、カットしています。



■駆け上がりの釣りについて



 「 ひとつ質問なんですが、底さんのブログを参考に始めたアングラーが仮に100人いたとします。


 カケアガリの居着きの提議から釣れますよね?


 それを見ていた人が真似しますよね?


 同じ釣り場で同じ釣り方をするのが釣果アップのセオリーですが、いつも考えるんです。


 ルアーなど技術介入性のある釣りなら差が出て当たり前なんですが、同じコトをして同じ餌を使って差が出るのは不自然ですよね?


 1匹の魚に対し何人も同じコトをしたら…


 魚はどうなると思いますか? 」(〇〇〇〇〇氏)




■〇〇〇〇〇さん



 「 まず、根本的なことを覆しますね。



 釣り人が100人いても、大丈夫なのですよ。


 何故って、海の中には、皆んなが釣った魚の数量の、100倍も、いや、1000倍もいるです。



 釣り場の、直ぐ傍に仕掛けた刺し網に掛かった魚種と数量、これを見れば納得されるのでは・・・!


 見えないからいない、釣れないから少ない、これが、こんな誤信、これが間違いの元なのです。



 北極の氷の下から、続々、釣れ上がるタラ類。


 氷に穴を穿った穴から、続々、釣れるワカサギ。



 鮎釣り場の水中に泳ぐ何千匹の鮎。


 以上が、基本のイメージなのです。



 人間が寒いと震えていても、水中の魚は平気の平左なのです。


 今日も、全国から、釣果情報が届いていますが、なんと、メイタであれ、海タナゴであれ、メジナであれ、シーバスであれ、そして、メバルであれ、餌さ盗りが乱舞しているのです。



 その中に、この奥に、そう、底々に、良型の魚が潜んでいないはずがありません。


 仕掛けなのか、釣り方なのか、何かの原因で、大物が釣れない偶然が重なる、それだけのことなのです。



 多分ですが、腕の良い人、運の良い人、だけが釣果を報告しているのです。



 海底の魚道が無限に続いているのです。


 ここに、仕掛けをキープすれば、次から次へと、小さいのも、大きいのも、釣れないはずがないのです。



 日本の海は、北極の海より、はるかに、はるかに、水温が高く、良い条件が揃っているのです。


 さて、問題は、証明です。



 近い内に、写真をUPしますから、お楽しみにして下さい。フフ。」(底々 釣ろう)




■コメントのことですが、ありがとうございました。



 「 感謝しているのに、何だか、生意気な口調になったのかと、反省しています。


 ごめんなさい。


 それと、話がかみ合っていますか?


 何か、貴方の指摘のポイントが分っていないのかもと、心配です。


 それなら、失礼なことで、申し訳ないです。


 寛大な心でお許し願いたいし、コメントのマッチングのことを教えて下さい。」(底々 釣ろう)



 
■メールありがとうございます(^^)


 「いいえ♪話はズレてませんよ!


 底さんのブログは論理的でなおかつ正確に限りなく近いと思います!



 今回あのコメントを書いたのは、釣法や仕掛け、釣果報告など詳しく示されてますが、もし自分が初心者だったら…初心に戻って考えたら…


 という別の角度からみた初心者代表の不安な声と解釈して下さい♪


 実際にこれから釣りをしようとする人には幾分ハイレベルだと思うんです!


 釣れない釣りだから面白いのは一部の人だから、釣れない時もある…釣れなくてもまたやりたい…と言う初心者側の視野からも進めてみては???


と余計なお世話になってしまったコメントです。」(〇〇〇〇〇氏)



■Re:Re:コメントのことですが 初心者の不安な声



 「 ありがとう。


 仕事中だろうと思うけど、申し訳ないです。


 すっきりしました。


 十分に考えてみます。」(底々 釣ろう)




 この続きは、また、明日の予定と致します。


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 ② 幻の釣法『天衣無縫』の物語 


 本日はお休みです。

 すいません。


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 ③ 三浦半島西南の役 『釣り人の栄誉・8つのワッペンを巡る物語』 


 本日はお休みです。

 すいません。


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   ・・・・・・・・・・
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  ④ 明日の潮を読む 3月15日(日)中潮

【 潮足の早い片側の潮を狙いましょう! 】


   ◇潮時表◇(油壺)◎:優、○:秀、△:良、×:可 (単位:時分)


3月15日(日) 日の出入05:53/17:50   


(中潮)


満潮時刻 19:01・・・潮位 131㎝ ←前日

干潮時刻 00:40・・・潮位  54㎝・・・潮位差 - 77㎝・・・評価△

満潮時刻 06:25・・・潮位 138㎝・・・潮位差 84㎝・・・評価△

干潮時刻 13:07・・・潮位  12㎝・・・潮位差 -126㎝・・・評価○

満潮時刻 19:42・・・潮位 121㎝・・・潮位差 109㎝・・・評価○

干潮時刻 01:03・・・潮位  65㎝ ←翌日

 
《備考》


・三浦半島の内湾のことですから、潮通しが、あまり良いとは言えません。


・満潮や干潮の前後平均1時間は潮足が遅いのです。


・上げ潮か、下げ潮の内の、潮位差が大きい片側の潮足が速い=潮が良く動くのです。


・釣り遊びは、潮足の早い時間帯を逃がさないことが、良い釣果につながります。



 
   ◇潮位予測表◇干満潮前後に中心を置かないこと 



3月15日(日)東京(単位:㎝)

時刻・・・・・・潮位・・・・・潮位差・・・・・備考

00:00・・・・・ 70・・・・・・ -19
01:00・・・・・ 62・・・・・・ - 1 ←干潮前後=潮足が遅い
02:00・・・・・ 71・・・・・・ 19      
03:00・・・・・ 96・・・・・・ 34 
04:00・・・・・129・・・・・・ 38
05:00・・・・・159・・・・・・ 30  
06:00・・・・・178・・・・・・ 15
07:00・・・・・180・・・・・・ - 4 ←満潮前後=潮足が遅い
08:00・・・・・165・・・・・・ -23  
09:00・・・・・135・・・・・・ -35 
10:00・・・・・ 99・・・・・・ -39 
11:00・・・・・ 63・・・・・・ -36
12:00・・・・・ 35・・・・・・ -24 
13:00・・・・・ 21・・・・・・ - 7 ←干潮前後=潮足が遅い
14:00・・・・・ 24・・・・・・ 14  
15:00・・・・・ 44・・・・・・ 31 
16:00・・・・・ 75・・・・・・ 38 
17:00・・・・・109・・・・・・ 36
18:00・・・・・137・・・・・・ 26
19:00・・・・・154・・・・・・ 10
20:00・・・・・157・・・・・・ - 6 ←満潮前後=潮足が遅い
21:00・・・・・148・・・・・・ -19
22:00・・・・・130・・・・・・ -27
23:00・・・・・109・・・・・・ -28 


(出典)気象庁⇒但し、筆者の責任で、編集・加工しています。

・ なお、気象庁のデータは、1時間毎の潮位測定の実績値もあります。

・ また、海上保安庁のデータは、5分毎の潮位測定の実績値があります。


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 明日も、また、修羅の巷の真っ只中を生き抜く、そんな勇気の一つでも湧いてきたのなら、良いのですが・・・ ・・・ ・・・。

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   ご訪問頂いた皆さまへの、心からのお願い



 釣り遊びにも、方法と道具があり、それぞれ、基本があり、応用もします。

 どんなフィールドの釣り遊びでも、基本の部分は、大同小異ですね。

 たとえば、道具の基本は、釣り竿とラインと釣り針であり、たしかに、共通しています。

 次の世代に、正しい基本のことを、分りやすく伝えたいものです。

 何故かというと、学校教育では教えないからです。

 自称ベテランが応用したものには、一人よがりの我流が多いものです。

 皆さまの経験と知恵を寄せ合い、正しい、分りやすい基本のことを集成したいのです。

 そのための叩き台を、海の波止の浮き釣りの現場から、提案します。

 皆さまの批判、そう、異論、反論、そして、質問をテコに初心者の極意をまとめ上げたいのです。

 毎日更新を続け、今年の12月31日第365号の、決着を目指します。

 この誓願の趣旨のご理解をお願いし、皆さまのペタとコメントを頂きたいのです。


                  ありがとうございました。

                          底 々  釣ろう

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