今日も空は透明で 僕の存在を飲み込む

帰り道いつも聴こえる あの頃のうた

 

君は僕をフェンダー越しにしか

みようとはしないことを

僕はそれを気付かないふりして

黙ったままで頷いた

 

繰り返す毎日が掌から零れ落ちる

届かなくなった言ノ葉がゆれる

君には僕が映らない

僕の声も聞こえない

 

今日も空は透明で 僕を優しく包み込む

昨日迄の僕にさよなら 泡沫のとき

 

隣の人と幸せになって下さい

物理的な距離より

心の距離を私は選びます

リセット。