王子神谷で降りることは今までなかった。ある人生の大先輩がコチラへご招待してくれました。コチラのご主人は銀座の名店『天一』で修行されていたということを知って、『何故、東十条で?』という思いもありました。

とりあえず行ってみます。
あまり、時間通りに行けないので、一人で王子神谷で降りて歩いていくのですが、何だか住宅街で真っ暗です。人っ子一人いません。どうやら出口を間違えたらしいことは、後で聞かされますが、最初はテクテクひたすら歩きました。

着きましたー。恐らく所要時間の倍ぐらいかかってます。先方は呆れて笑っちゃうぐらい。(スミマセン)
とにかく、大きいマンションの一階に陣取っているコチラが『あら川』です。

入ると、平日だったせいかご主人は既に新聞をお読みになっている感じ、和やか。私以外の方はいい感じで盛り上がっていました。
私を通じての知り合いなのに私が遅れて行ってしまい、知らないもの同志が二人同じ席に座ってしまったらしく、『初めまして、まあ飲もう』みたいな入り口だったらしい。

そんな感じだったので、遅れてきた私にはとても早く天ぷら、登場です。勢揃いです。
十四代でいただきますー!
絶対贅沢です。

穴子も来ましたー。
天ぷらがこんなに惜しげもなくいらっしゃる光景は、贅沢すぎますー。普通、カウンターでまってまってまって、おひとつどうぞ、的な感じで、更には出されたら急いで食べるように、的な空気で、ある意味緊張感漂いますが、コチラでは自由。

修行したご主人が出した結論はこうなのでしょう。あ、ただ、コチラのお店はちゃんとカウンターもありますので、一品ずつ楽しみたい場合も大丈夫です。

珍しい場所で天ぷらを頂いた不思議な夜でした。


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