何だか私達が知らない間に、日本の小麦に革命が起きた様です。
小麦は薄力粉、中力粉、強力粉の三種類ですね。薄力粉はよく料理に使うので、家に常備してあるかと思います。中力粉はうどんやお菓子とかに、強力粉は中華麺や食パンとかに使います。

中力粉は国産の小麦がたくさんあるみたいですが、強力粉はほぼすべてを輸入に頼っているそうです。今回、13年の研究の末誕生した国産の超強力粉『ゆめちから』を使って、パスコさんから初めて食パンとして製品化され流通されたそうです。

こちら左がお馴染み『超熟』で、右側がその『ゆめちから』。見たことあるかしら。ピーコックさんとかに売ってます。

と、いうことで、今日の朝御飯はゆめちからと超熟の食べ比べです。それぞれ生のままとトーストと。見た目は一緒ですが、食べるともちもちしてフワッと甘い気がします。でも、どっちも美味しいですねー。

この『ゆめちから』は強力粉よりもグルテン量が多い超強力粉とのことで、中力粉を混ぜて作っているらしい。バターや米粉も含めて全部北海道産とのことで、純国産、純北海道産と言える画期的なもの。
国産食パンの第一歩です。スゴいことだと思います。

ただ、値段が300円。大手メーカーがこれだけの価格を設定するんだからよっぽど原価がかかっているのでしょう。きっと儲かっていないだろうに国産食パンを作ろうとしたこの心意気がスゴいと思います。

ただ、消費者側も普段の暮らしに食べるにはやっぱり、少々厳しいかもー。後は皆が食べられる位の量を作り、皆が買える価格にしてくれたら国産小麦のパンが当たり前に流通する時代が来るかもですねー。

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