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マカロンといえば『ラデュレ』さんを抜きに語ることは出来ないだろう。フランスの伝統的なお菓子だったマカロンを今のようにフレーバーを加えて発売したのはラデュレだったと言われていると記憶しています。

また日本に出店してマカロンを定番お菓子として認識させた功績もすごいと思います。えてして、フランスのお菓子は現地のままのレシピだと日本人には濃かったり甘かったり色がどぎつかったりしてしまいますが、ラデュレのマカロンはそのままでも充分おいしいなぁと感じます。

実は銀座ラデュレのお店のマカロンはパリで売っているモノと違うと思っていたのです。日本人用にアレンジされているのでは?と。パリに行った友人がマカロンをお土産にしちゃってきたので食べました。何となく一緒だったような気がしました。

もっとも、持ち運びも雜だったのかボロボロだったし、常温なんぞで持って帰って来ているので『何となく』の域は越えらませんが。今度勇気をだして少々冷ため接客の彼女さん達に全く同じか違うのか聞いてみます。

こういうところに行くと、とても高かったぁという印象が残ると同時に、値段に見合った空間やサービスがあるなぁと感じます。構成しているすべての要素が安っぽくないのです。机や椅子、壁紙はもとよりメニュー表、コースター、ナプキン、飾るお花等の細部まで手を抜きません。

極上のモノに囲まれて極上のマカロンを食べているという気持ちにさせてくれるので普段では考えられない値段も払えてしまうのです。

女子はそういう気分になることにとても貪欲だと思います。男子も嫌いではないとはおもいますが、そういう場所を探したり、行列を待ったりしてまで苦労してたどり着くまではないのかもしれません。男子になったことがないから分かりませんが。

東京って素敵な空間と劣悪な空間とが紙一重で、落差が激しいなぁとよく感じます。素敵なお店で食事をした帰りの電車は芋洗い状態で足を踏まれたり、素敵なホテルを一歩外にでると強風で看板が飛んできそうになったり髪の毛ぐちゃぐちゃになったり。素敵なお宿からの帰り道に長くて長すぎる渋滞にハマったり、高速が事故っていたり。そういう落差が熊本にはあまりないなぁと感じます。

そんな中でも東京に住んでいる人は週に5日働き満員電車に揺られて会社に行き、サラリーマンとして自分のテリトリー範囲内で怒ったり笑ったり愚痴ったりうぬぼれたりしている。何だかえらいなぁと思います。
自分もその一人です。ボチボチいきます。