埼玉は捨てたモンやないですねーの、第何弾かです。岩槻は自宅から車で行くとぴゅーっと行ける所にあります。でもぴゅーっと行ってもなぁんにもないかと思ったら大間違い。素敵なカフェベーカリーを発見したのです。
私は田舎モンだからついつい銀座、有楽町、日本橋、丸の内、六本木、西麻布、新宿、麻布十番、神楽坂、青山、赤坂みたいな歌に出てくる地名にひかれてしまいますが、埼玉県にもステキがあるものです。
コチラは一階がパン屋さん、二階がカフェになっています。蔵を改装した作りですが、中は意外とこじんまりしています。パンも少しずつたくさんの種類が並んで販売されてあります。
二階に上がり、ランチをいただきました。一番驚いたのは、二階壁に備え付けられているエアコンが壁と同じ焦げ茶色をしていたこと。和室に合うエアコンをと探した時期があったので、自然と目線が行きました。他にお客さんがいたので写真は無理でした。（周りのお客さんを撮っていると勘違いされ気まずいかなぁと。まさかエアコン？！とか思うだろうし。）自分達で色付けしたのでしょうか、ステキです。
ランチのパンはお代わり自由なのが嬉しいです。パンはもちもちしていてふわっとしています。野菜を中心とした優しい味付け。定食屋で育っている頃の濃い味付けに慣れてしまっている私だったら醤油かマヨネーズをもらっちゃうくらい、野菜の味を活かしています。スープは小かぶと生姜でとても暖まります。生姜をスープに使う方法、その後中華スープを作る際等使わせていただいております。
こりゃぁ蓮田『温々』の強敵出現です。交互に行くことになるかどちらかに片寄るか、自分でも分からないです。
言えることは、お店は立地ではなくどこまでこだわりを持てるかということと、そのこだわりを人に伝え理解してもらえるかということかもしれない。それがあれば人はわざわざ足を運んでくれる。皆、均一性に慣れてしまっているので、そこでだけしかとか、今だけしかとか、独自性を欲しているかもしれない、特に心や体に余裕のある休日は。