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日本人は何だかんだ言ってもやっぱり『洋食』という響きに弱いのかもしれない。イタリアンやフレンチも食べに行く今でも、家庭とレストランの境界線あたりにたたずむ『洋食』の存在感は大きい。私は特にめっぽう弱い。

ハヤシライスを始めオムライス、カレーライス、ロールキャベツ、カニクリームコロッケに至るまで弱い。この中でもやはりトップ2のハヤシライスとオムライスは、完全にずば抜けている。

コチラのお店のハヤシライスは安くはないので、明らかにレストラン価格なのだが何だかどこか懐かしい感じがする。リラックスできる。

意外にも(と言っては失礼かもしれないが)サラダのドレッシングがおいしくて、買って帰りたくなる。どこか懐かしいだけで実際はそんなに砕けていない雰囲気のため、聞けず。

この前家で初めてハヤシライスをルーを使わずに作ってみたが明らかにさらさらしていて売っているものとは異なっていた。家で作ったものはそれはそれとしていただくべきものなのだろうと思い知らされる。

また私は『洋食』という響きについついやられてハヤシライスの注文を性懲りもなくするんだろう。