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六本木ついでに、一時期話題だった『トシヨロイズカ』さんにも立ち寄ることに。

平日だったので、待たずに入店できるかなと思い尋ねると、時間をご指定いただきその時間に訪問する方法ですんなり入れました。

鎧塚さんご本人はいらっしゃいませんでしたが、何となく似た感じの雰囲気を醸し出しているパティシエの方が中心に作られていました。

あまり緊張感はなく、パティシエさん同士談笑しながら作業していらっしゃったのでコチラも楽しくいただけました。

頼んだのは普段はなかなか食べることのない『柿のグラタン』。どういう状態ででてくるのかと待つこと10分ほど。

ケーキ屋さんが作ってあるケーキをお皿に移し、少々デコレーションしてくれるのとは全く異なり、洋食屋さんが一皿一皿こしらえてくれるような、そんな感覚。

お皿に柿のダイスを入れ、カスタードクリームと合わせ、オーブンで焼く。上に生クリームを乗せて完成。

カスタードど柿が見事に合っていました。あったかい柿も不思議はない。洋食屋さんのオムライスもその場で食べたいのと同じようにこの柿のグラタンも、このカウンターで是非いただくものなのでしょう。

きっと鎧塚さんご本人がいたら雰囲気も若干違ったのかもしれませんが私は、このぐらいの、少々談笑まじりの雰囲気の方が好きだなぁと思いました。

それにしてもまわりのお客さん、女ばっか。しかもある程度風格ある先輩ばかり。

かの有名な劇団四季の浅利さんが、『日本芸能は女性がかなりの割合で支えている』とおっしゃっていましたが、食べるものやスイーツもそうだなぁと思います。