今朝早く、衝撃的な連絡が入ってきました。

 

会社の同期が亡くなったという事でした。

 

 

彼女は昨年、卵巣にステージ4の癌が見つかり、すでに全身転移した状態で闘病していました。

きっかけは、旅行前にピルをもらいに受診した際、最近感じていた下腹部の痛みについて相談したところ子宮に肉眼で見て分かるほどの腫瘍があり、医師に即刻大きな病院で診てもらうように言われたそうです。

 

そういえば、私も昔不正出血と下腹部の違和感を感じてすぐ受診したところ、子宮頸部異形成が見つかりました。しかも、一番癌になりやすいウイルス型のやつ。

それを知った時、死が頭をよぎりとても悲しかったことを思い出しました。

幸い、見つかった時が軽度で、そこから治療をしたり経過観察を続けていて、今ではウイルス感染も陰性になりましたが、今後も違和感があったらすぐに受診したいと思っています。

この時、早期発見の大切さを痛感したので、世の女性は少しでも不調があったら勇気を持って受診して欲しいと切に願います。

 

 

闘病中、私は一度も彼女に会うことはありませんでしたが、仲のいい共通の同期に様子を聞いたり写真を見ていて、とても癌を患っているとは思えないほど元気に見えていたので、亡くなったと聞いた時はショックすぎて信じられませんでした。

 

癌になったことは、ごくわずかな同期にしか話しておらずみんな彼女が闘病中ということは知りませんでした。

幸いコロナ禍で会社の同期と言ってもほぼ顔を合わすことがないので、気づかれにくいのもあります。

 

 

有難いことに私は、中学三年生に祖父を亡くして以来、身近な人を亡くした経験がありません。

なので、「身近な人がいなくなる」という感覚が正直まだ分かりません。

 

ただ一つ、もう彼女には会えない。

彼女の人生が終わってしまったということだけがはっきりしています。

 

 

今私は、「赤ちゃんが欲しい」と思って妊活を頑張っています。

でもふと改めて、それって「命」を預かる、「人の人生を新たに背負う」というとても重要なことなんだと自覚させられました。

 

命の尊さを考えさせられます。

 

 

実は今日、たまたま仲の良い同期で久しぶりに会う約束をしていました。

同期が亡くなってしまったから、リスケして喪に服そうかという話もしましたが、私たちはあえて今日、彼女を知るメンバーで集まり彼女の生前の話をして、彼女のことを想う時間にしようと決めました。

 

毎日何気ない日々を送っていると、ついつい忘れてしまいがちですが、こうして何気ない時間を過ごせることすら当たり前じゃないんだな、生かされているんだなと思います。

大切な人たちとの時間を大切に過ごせるよう、日々感謝の気持ちで頑張りたいと思いました。

 

そしてもし、赤ちゃんを授かることができたなら、その命を一生懸けて大切に大切に守りたい。