続いてはリスニングについてです。


みなさんTOEICのリスニングどのように聞こえているのでしょうか?


勉強開始時の私は、「何言ってるかほぼ分からん…」 という状態でした。かろうじて、パート2で、5W1Hの

どの質問か、うっすら分かる程度です。


そのため、“Why〜”と聞こえたら“Because〜”を選ぶ、という機械的なやり方で解いていました。ちなみにこの解き方は、新形式になってからあまり通用しなくなりました。今はもっと間接的な応答が増えている印象です。例えば「なぜジェーンはいないの?」に対して、旧形式は、「出張だからだよ」のような答えが一般的でしたが、新形式では「他の人に聞いて」が正解だったりします。場合によってはもっと距離感のある応答も見られます。


しかし、やれ新形式だ、やれ旧形式だ、と、翻弄される必要はありません。700点を目指すなら、

基礎力アップで十分リス400前後狙えるからです。


私が最初に取り組んだのは、通勤時間をすべてリスニングに当てるということです。当時、片道およそ一時間の通勤時間だったので、公式のCD一枚は聞く感じです。往復なので、それを2回。


公式の他に、やはりヒロ前田先生の模試にはお世話になりました。


 

もちろん、ずっと集中して聞くのは難しいものがあります。頑張って聞こうと思っても、机に座った環境ではないので、聞き逃してしまうことも多々あるでしょう。しかし、それで問題ありません


リスニングの上達法で、ちまたでは色々なテクニックが紹介されています。しかし、私の経験上、どんなトレーニングより大切だと思えることがあります。


それは、継続することです。


どんなに優れた勉強法でも、負荷が高すぎて途中で断念してしまうようでは、効果は期待できません。


私も、はじめの1ヶ月は、ほとんど変化は実感できませんでした。おそらく、多くの人がここで勉強方法難民になったり、「留学しないと無理だ」と、挫折するのでしょう。完璧主義者や、理想の高い人ほどそうなってしまうかもしれません。


しかし、私の場合は、通勤時間をリスニングに当てていたうえ、「できるだけ集中して聞こう、でもボーッとしてもまあいいか」くらいの気構えでやっていたので3か月間何となく続けることができました。(ただ、初めから「聞き流し」のつもりでやるのはオススメしません。あくまでも聴き取ろうとする姿勢は必要だと思います。)


休日には、何度も聞いたCDを使って模試を解いたり(「ほとんど合ってる!」と天才になった気分を味わえます)、初見(聴)のCDで正答率を確認したりしました。


TOEICや英検のリスニングを勉強される方は、「集中できるかどうか」よりも「続けられそうかどうか」で、生活にリスニングを組み込んで取り入れたほうが、結果的には良いのではないかと思います。私のように、通勤時間でもいいと思いますし、入浴時間、朝のコーヒー、就寝前…。利用できそうな時間は、生活を見直せばあるはずです。


「椅子に座って机に向かって」という環境は理想的ですが、現実的ではありません。時間的余裕のない社会人なら、なおさらです。


そんなこんなで、3ヶ月経つ頃に、「ハッキリは聞き取れない…。でも何となくこれ?」と選ぶ選択肢が、正解するようになってきました。すこし、リスニングが向上した実感を味わえるようになってきたのです。その頃には、初めて解く模試でも、400くらい届きそうな正答率になっていました。


こうなってくると、TOEICに対する心理的な抵抗は、かなりなくなっており、試験が楽しみにさえなっていたのです。


そして、3か月間やり通した結果、400点台だったスコアは、760にまで、改善していたのです。


このときには、スコアが上がった喜びと同時に、「もっと単語が分かれば」や「もっとクリアに聞き取れていれば」といった、課題も見えてきたと記憶しています。そして、改善点が見えてくると、さらに学習意欲が湧いてくるものです。その意味で、刺激を与えてくれたTOEICというテストに、今では感謝してさえいます。


次回はその後、800点を超えるためにやった、勉強法をご紹介したいと思います。