TOEICで875点をに達した私の次の目標は、英検準一級でした。
TOEICの875点というと、世間では、場合によっては高い英語力の持ち主だと認識されるかもしれません。
しかし、当時の私は、自分の英語力、とくにスピーキングやライティングに関しては、全く足りていないと、ハッキリと自覚していました。というかほぼ何もしたことがありませんでした。
そこで、TOEICを少し中断し、4技能の試験である、準一級の勉強をはじめました。
追々、スピーキングやライティングの勉強法についても、記していきますが、今回はリーディングの話を。
その時使ったのは定番の教材↓
パス単と過去問集です。単語に関しては、TOEICより幅広く、語彙数も多いので、なかなか骨です。毎日、20〜30単語くらいを目安に、「完璧に」というよりも、「不完全でも次に進む」ことを優先しました。そうしないと最初の方だけ覚えて、全体の語彙力は あまり変わっていないということになってしまいます。
一周で終わらせようとすると、「完璧にしなければ」と思ってしまいがちです。何周もやる覚悟で、「2周目、3周目でしっかり覚えよう」という気構えでとにかく進めていきます。
あわせて過去問も解き始めます。私は実際には旺文社のものを使いましたが、学研が出している上のものが、CDも付いていてお得だと思います。
TOEICとの大きな違いは、文章の内容の深さだと思います。準一級でも、かなりアカデミックな内容になるので、TOEICより総じて難解ですが、なかには読んでいて興味深いものもあります。
読書が好きな方は、TOEICより楽しみながら勉強できると思うので、準一級や一級も取り入れられると効果的だと思います。かならず双方向にいい影響があります。
準備期間は2、3ヶ月位だったので、結局単語帳は一周目がかろうじて終わったくらいです。
それでも、語彙は本番でも20/25まで、正解できました。
長文は空所補充6/6
内容一致は9/10でした。
今振り返ってみると、あまり分かっていないままに正解している問題も多かったと思います。
しかし、準一級の対策をしたことで、TOEICでのリーディングはかなり読みやすく感じるようになりましたし、語彙力が不足していると感じる場面も減りました。
TOEIC700〜800台で伸び悩み中の方は、目先を変えて、英検準一級に触れてみると、課題が解消されることが多いのではないかと思います。
私の経験が、何かしら参考になれば幸いです。