日本にはいくつもの素晴らしいプロレス団体があり、歴史や技術レベル・全世界からのリスペクト。また’どんな’レスラーでも大手団体に所属さえすれば食いっぱぐれることも少ない中、なぜ体の小さい僕が最初からアメリカに挑戦したかといいますと、やはり一番の理由は最初に観たプロレスがWWEだったからでしょう。
自分の中では
プロレス=WWE=プロレス
という認識で、例として挙げますと、当時の新日本プロレスさんの格闘技路線というのは全く相容れないものでした。(そもそも入門資格を満たしておりませんでしたが)
遡ること10数年・・・・とある事情で登校拒否気味だった中学二年生の僕は、若干昼夜逆転した生活をしており、たまたま夜中にWWEを初めて観ました。
その当時はまだフジテレビでWWEを地上波で放送しており、PPV「ヴェンジェンス2003」に向けて時の王者ブロック・レスナーに、元オリンピック金メダリスト カート・アングル、そして大巨人 ビッグ・ショーの3人が複雑に絡み合う私怨の中ストーリーが進行している真っ最中でした。
WWEはおろかプロレスさえまともに観たことのなかった自分にとっては、それはもう大変な衝撃でした!!
こういうときというのは言語化できないもので、正に雷に撃たれた如く衝撃が走りました。
レスナーのマッチョな体の凄さ、ビッグ・ショーのサイズ、カートの人を引き込むトーク力。全ての選手の一挙手一投足から目が離せませんでした。
・・・・これが、後にアメリカ・ジョージア州WWA4にて、元WWEスーパースターMr.ヒューズの下で日本人として初めてプロレスラーデビューするHacktとプロレスの出会いでした。
今日はここまで