アメリカ時間の5日、米アップル社の創業者で前CEO(最高経営責任者)のスティーブ・ジョブズ氏が死去しました。この訃報を受け、オバマ大統領をはじめとする多くの著名人が哀悼の意を表しています。
街でも…
ニューヨーク市内のアップル・ストアの前にはジョブズ氏の写真を表示したiPhoneが置かれ、花やキャンドルが供えられ、日本の銀座のAppleストアの前も無数の花が手向けられていたそうです。
インターネット上でも…
スティーブ・ジョブズ氏が亡くなったことを受け、Googleのトップページも追悼モードになっています。「Steve Jobs, 1955 - 2011」と書かれ、Apple.comへリンクが張られています。
▲appleホーム画面に追悼の言葉が送れるようになっています。
オバマ大統領が追悼の声
Steve Jobsの死去を知り悲しみを感じている。Steveは、米国の最も偉大なイノベーターのひとりだった。従来とは異なる考え方をする勇気にあふれ、世界を変えることができるという大胆な信念を抱いていた。また、それを実行するだけの才能も十分に持っていた。
大きな成功を収めた企業Appleはガレージから活動をスタートし、彼は米国の発明精神を具現化した。コンピュータを個人の道具にし、インターネットをポケットの中に持ち込み、情報革命をアクセス性のみならず直感的で楽しいものにした。また、彼の才能は語りのすばらしさにもあり、数多くの子どもたちや大人を魅了した。Steveは、その日が最期だと思って生きているとよく言っていた。彼の偉業はわれわれの生活を変え、あらゆる産業を再定義し、そして人類の歴史においても比類なくまれな偉業をなしとげた。わたしたちそれぞれの世界の見方を変えたのだ。
世界はひとりのビジョナリーを失った。彼の訃報を彼自身が生み出した機器でこれだけ多くの人が知ったという事実が、Steveに対する最大の賞賛かもしれない。Steveの妻Laureneとご家族、彼を愛していたすべての人に、哀悼の意を表する
心よりご冥福をお祈りいたします。