霊的なインフラを整える

 

世俗の義務といえば

子育てや家事などの
家庭のことから
仕事や社会活動全般ですね。

人間社会を運営する
「実務」が世俗の義務です。


霊性修行もまた
人間社会の運営に携わっています。


「実務」がしやすくなるよう

祈りや瞑想を通じて
 

霊的なインフラを整えるのが

霊性修行です。

どちらも大切な要素です。

ただ世俗の義務である

「実務」にトラブルや困難があるなら

霊性修行が役に立ちます。

祈りや瞑想によって

霊的に大きな道がつくられ

詰まっていたトラブルが

スンナリと運ばれていきます。

いま・ここにあるために

「いま・ここにある」とは

瞬間ごとに

気持ちをリセットすること。

過去もなく、未来もない。

プラスからのスタートでもなく

マイナスからのスタートでもない。

ゼロからのスタート。

そんな新鮮な気持ちで

初心者になったつもりで

１つ１つのことを

ていねいに実践してみましょう。

それが

「いま・ここにある」

という状態です。

ルールは誰のためにあるか

仏教では生き方のルールを

シンプルに５つ(五戒)に

まとめられています。



良識をもつものには

たくさんのルールは不要。

憲法や法律や条例など

たくさんのルールが必要なのは

良識のない人が多いから。

たとえ、どれだけ

たくさんのルールをつくっても

良識のない人たちは

すぐさま「合法的に」

抜け道を見つけ出します。

この世の核心は

ルールを作ることではなく

良識ある人を増やすこと。

世の中の良識を高めることにあります。