川崎に住んでいたのはもう30年近く前になる
地下街入り口の巨大オルゴールが懐かしかったが、長期に故障したままらしい
島田荘司「天国からの銃弾」は川崎が舞台のミステリーだが、ちょうど私がいた頃の作品なのでフィクションとはいえ情景描写がリアルで興味深い
川崎市川崎区富士見町に移り住んだ、会社の重役を務めてリタイアした男の視点で物語が進む
自宅の敷地内に使われなくなった火の見櫓があり、登ると西に富士山、北に多摩川、南に東京湾が望めるためそこで写真を撮ったり酒を飲んだりして過ごすのが日課という優雅な退職後の生活をしていたのであったが、同じ敷地内に住む息子が突然ソープランドのビルの屋上で亡くなって発見される。
時代背景は平成初期、旧東海道筋の堀ノ内にソープランドが立ち並び、屋上にはシンボルとして自由の女神像があった(らしい)
老人が日課として撮影している富士山にはその手前にいつも自由の女神が写っているのだが、ある条件が重なるとその自由の女神の目が赤く光っているのだ・・・
京浜急行の高架線がすぐ近くを走っている事が物語の謎を解く鍵になる
そんなような事を考えながら、JR川崎駅から京急川崎駅方面をぶらぶら散歩して過ごした。
京急川崎駅からは、蒲田経由で(スイッチバックで乗り換え無し)羽田空港へ向かった。



