数字
ここにいくつかの数字がある。
海岸対策 着工69% 完了19%
災害廃棄物処理 完了98%
下水道対策 99%
直轄交通網99%
復興道路 着工88% 完了39%
港湾着工100% 完了92%
復興住宅 用地確保81% 完了11%
集団移転 同意着工92% 完了22%
街づくり 着工75% 完了2%
漁港 一部完了も含む94% 完了55%
http://reconstruction.go.jp/20140801_fukkoshihyo.pdf
なぜ、意味もない着工率や用地取得率を前面でアピールしなければならないのだろうか?
国民向けの宣伝にしか過ぎないのではないだろうか。この数字には福島の避難区域は
カウントされていない。90%以上の着工率でも工事は進まず、マネジメントに苦慮する現実を
どう考えるのか。受注しても仕事に着手できない、手配ができない、工期を遵守できない!!
さまざまな弊害が山積しています。「発注すれば、あとは業者の責任!!!」そう言った
言葉が聞こえてきそうな数字です。
最近、SUKIYAKIの掲示板でも、復興の進捗を聞くスレッドがありましたが、技術者の方は
是非、現地に赴いてその目で確認してほしい。お金が動く場所はとっくに以前の状況に戻って
いるが、一歩足を踏み込めばそこは2011のままの個所がたくさんある。
それを前に、「復興は進んでいる!!」とは言えないだろう!!!
「がんばろう、東北!!」