大分自動車道の地震で通行止めになっている区間について、西日本高速道路が詳しく調べたところ、川をまたぐ橋になっている部分が大きな損傷を受けていることが分かりました。
一連の地震の影響で、大分自動車道は、大分県の湯布院インターチェンジと日出ジャンクションの間の上下線で通行止めが続いています。２１日に西日本高速道路がこの区間を詳しく調べたところ、由布岳パーキングエリアの近くにある、川をまたぐ並柳橋が大きな損傷を受けていることが分かったということです。
並柳橋は、平成元年に開通した全長４２２．４メートルの橋で、具体的には、主桁と呼ばれる橋を支える桁が曲がっているほか、橋桁の下に取り付けられている金属製の部品が壊れていたということです。
西日本高速道路は「橋の損傷は重大で、これから修復計画を検討するため、復旧の見通しは立っておらず、さらに時間がかかるおそれもある」としています。
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