暗くて光が見えない籠の中にいた。
ある日その籠の鍵を開けてくれる人が現れた。
そして灰色の世界に連れていってくれた。
そこには私の求めているものがあった。
全てがあった。
いつか白い世界に変わることを待ちながら。
私はその世界で生きることにした。
不安はあった。
いつかこの世界にも終わりが来るだろうと。
先にあるのは、白ではなく黒の世界かもしれないと。
けど、私はその世界から出たくなかった。
初めて外に出られた嬉しさでいっぱいだった。
でもそんな日々も長くは続かなくて。
ある日青い稲妻が落ち、美しい世界が2つに割れた。
そして再び暗い世界へと落ちてしまった。
もう戻ることは出来ない。
こわいくらい
覚えているの
あなたの匂いや
仕草やすべてを
おかしいでしょ
そういって笑ってよ
離れているのに
あなたの事ばかり
恋がこんなに苦しいなんて
恋がこんなに悲しいなんて
思わなかったの
本気であなたを
思って 知った
毎日会って、毎日メールして。
ずっとそばにいたのに。
急にいなくなる。
私から離れたんだけど。
苦しくて、息苦しくて。
好きなのに、愛しているのに。
別れなきゃいけないなんて。
そんな事ありえないと思ってた。
けど、分かった。
好きだからこそ別れるんだ。
相手の事を思って別れるんだ。
きっと、突然の事だし、ちゃんと説明してないから
本気なのか分かってないと思う。
彼は今どんな事を思っているのだろう。
いっそこのまま消えてしまいたい。