越冬したさなぎから羽化したヒロヘリアオイラガたち、新緑の甘い軟らかい葉を食べて、大きくなった幼虫が羽化している。今年、2回目の成虫たちだ。


 出勤中の車のフロントガラスにしがみつき、風圧に耐えていた。このサイズの昆虫には、ガラス表面がいかに凸凹しいるのかがわかる。

 

 


オカヤマのフィールドノート-ヒロヘリアオイラガ01

 

 

 前翅の縁がアオイラガよりはるかに広いことがわかる。必死にしがみついている、この姿勢は抵抗が一番小さい体勢だろうと思う。

 裏から見ると、

 

 


オカヤマのフィールドノート-ヒロ減りアオイラガ02

 

 

 愛くるしいクリクリの黒目がある。

 かわいく見えるのだが、こいつの幼虫たちに何度やられてことか?
 あの痛みを忘れることはない。

 

 たくさんの卵を産みつけたことだろう。

 まもなく、幼虫による被害の第2波がやってくる。