健康ハイキングは近隣の高齢者中心のゆるい集まりで、定期的にハイキングをやっている。今回(7月9日火曜日)の行き先は、東京都の水がめ・奥多摩湖の南側、東京都檜原・三頭山(みとさん)。

今回は標高1,500mを超えている。いつも標高500~1,000m級の低山なのでびびっていたが、実際は標高が高い所からのスタートなので、標高差で考えるといつもとかわらない。

 

登山口の「都民の森」に着いた時は気温の低さでヒヤッとした。思わずウィンドーブレーカーを重ね着(途中で脱いだが)したほど。標高が高いおかげで暑さとは無縁なハイキングとなった。

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西峰1,525m、中央峰1,531m、東峰1,528mの三つで山頂を形成しているから三頭山(でいいのかな?)。

 

出発点の「都民の森」。JR五日市線武蔵五日市駅から、冷房がガンガン効くバスに揺られて1時間ほどで到着。猛暑日が続く中でのハイキング。参加者は前回より少なく16人。

 

老トルチャリダーなので自転車にも興味がある。広場にこんなモニュメントを見つけた。なるほど…都民の森は標高1,000mを超え、バスで登ってきた道は東京国体・ロードレースのヒルクライムコースでもあった。

 

都民の森を9時半頃スタート。間もなく森林セラピーロードと名が付いているウッドチップを敷き詰めた道が現われる。気持ちいい。「三頭大滝」辺りまで続く。こんな長いウッドチップの道は初めて。

 

吊り橋「滝見橋」から「三頭大滝」を望む。深い谷底を見ると吸い込まれそう。吊り橋の上で集合写真。参加出来なかった仲間に、幹事さんが〝涼しい〟とコメントを添えて集合写真をラインに載せた。

 

「三頭大滝」を過ぎ、沢を右左に見ながら登る。ひんやりして気持ちいい。流れる水は東京都の水瓶、奥多摩湖に集るのだろうか。ブナの道を登り切るとムシカリ峠(1,430m)。

 

峠には強い風が吹いていた。高原の風である。まるで汗ばんだ体を扇風機にあてがうようで気持ちがよかった。地上で温まった空気は上昇気流となり、山の斜面を這い上がりながら気温を下げていく。

 

ムシカリ峠からは同じ高さの尾根伝いで直ぐに三頭山(西峰)に着いた。スタートからほぼ2時間ちょっと。眺望のいいのは最高峰の中央峰ではなく、西峰。

 

曇りで諦めていたがシルエットのような富士山を眺めながらおにぎりタイム。昼で気温は約20℃。下りは→見晴らし小屋→森林館→14時過ぎに戻った。走行距離は手元のGPSの記録で7.21km。

 

見晴らし小屋から見た大岳さん。ふたつのコブが並んで見えるのが特徴なのですぐに分る。ただいつも反対側からみているのでコブの向きが逆に見える。

 

ではまた。

 

東京都の鳥・ゆりかもめとアスリートを組み合わせた「ユリート君」のモニュメント。