岸田首相の長男・朔太郎秘書官は直ぐに辞めないで6月1日で辞めるという。国家公務員のボーナスは6月1日まで在職していれば支給対象となるからではないか、憶測が飛んだ。

 

これらの憶測を打ち消すかのように、松野官房長官は昨日の記者会見で、朔太郎氏は首相秘書官を辞めるとき、退職金やボーナスを受け取らない意向を示していると、発表した。

 

そこで貧乏な私の頭に思い浮かんだのが官房機密費。使い道は➀政策推進費 ②調査情報対策費 ③活動関係費の三つに分けられるそうだが、やばいのが➀政策推進費である。

 

これは領収書不要で官房長官に渡った時点で支払い完了。“掴みがね”とか“闇がね”と言われている。調べたら、前の菅内閣では毎月平均約1億円の支出があった。

 

岸田内閣が発足してからも、松野官房長官しか知らない領収書不要の“闇がね”は半年間で約6億7千万円。月平均に直すとやはり約1億円以上の支出である。

 

だから(例えばの話しだが)国家公務員ひとりの退職金やボーナスのめんどうをみるなんて屁でもない。支払先も分らない領収書もいらない、松野官房長官しか分らないのだから。

 

ではまた。