小学生の孫がレトロな小さな携帯型白黒ブラウン管TVを持って、喜々満面でやってきた(18~19日)。孫は「昭和の少年」と呼ばれている。

 

今はTVのアナログ地上波はない。当然ながらTVは写らない。ただの〝ガラクタ〟だが、孫にとっては宝物。調べたら47年前(1974年)のヴィンテージもの

 

孫がこの昭和レトロなTVをどのようにして手に入れたかについてはここでは割愛し、なぜわざわざこのTVを持ってやってきたかについて記しておこう。

 

孫は何も映らなくていいから電源を入れたい一心。何も像を結ばなくてもいい、ただ、ザーザーという砂あらしの画像を見たいだけという。

 

が、単一乾電池9本入れるボックスはサビだらけで×。あとはこのTVに適合するDC電源アダプターかAC電源コードがあればなんとかなりそう。

 

ひょっとしたらジィジィの家に、このTVに適合するDC電源プラグ、もしくはAC電源ケーブルがあるかも知れないと考えたようだ。

 

我が家のガラクタ箱を事前に調べた。DC電源アダプターも、様々な電圧のものはあったがDC12Vはなかった。AC100Vの小型の電源差し込みプラグはこんなにある。

 

みな同じようにみえるのだが、規格がちがうのか僅かの差でぴったりはまらない。焦った。ダメもとで片っ端から試したら、やっと一つだけ適合した。

 

ようやくザーという雑音とともに、念願の砂あらしの画像がでてきた。どうやらゆくゆくは地デジチューナーをつないで(わざわざ面倒くさい方法で)写るようにしたいらし。

 

家に来ても街の「骨董屋」に行くだけ。他に興味を示さない。骨董屋の親父さんと顔なじみ。いつもオマケをしてくれる。このお店にはTVで有名になった「昭和の少年」が通う。

 

ではまた。

 

※National RANGER-505 TR-505A。