バーハンドルに“牛の角”を付ける
雨なのでどこにも出かけず、きのうは(20日)は部屋で自転車をいじっていた。前々から考えていたことなのだが、ハンドルを改造した。
どんな改造をしたかというと、
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AFTER
何じゃこりゃ?牛の角みたいな恰好は…と思うでしょうね。あとで理由を書くけど、これが案外とスグレモノ。
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改造のわけ(理由)
改造のきっかけは、真一文字のバーハンドルだと自由に姿勢が変えられないため、何十キロも走るとだんだん疲れてくる。これをなんとかしたいと思っていた。雨で部屋にこもっていたら急に改造したくなった。
下の写真の左がロードバイク、右が小径車(通称ミニベロ)。ハンドルの形状が違うのがわかりますか。ロードバイクは下の方に曲がったドロップハンドル、ミニベロは真一文字のバーハンドルがついている。
ドロップハンドルは強い前傾姿勢を取ることで「風の抵抗※」を少なくする目的なのだが、ハンドルのいろいろな部位を握ることができ、結果いろいろな姿勢を取ることができる。
いろいろな姿勢が取れるのということは、ズーッと同じ姿勢でいるのと比べ疲れにくい。これは自明(経験的に)ですよね。
バーハンドルでは握るところは限られるが、これにある部品を付けるだけで握るポジションを増やすことが出来る。
改造の方法
もともとついているゴム製のグリップを外して、下のような市販部品を取り付けるだけ。ネットで簡単に購入できるが、近所にスポーツ用自転車を扱っているショップがあればたいていパーツとして売っている。
下がコンフォートグリップ(短)。上がアルミで出来ているバーエンド(短)。
扁平に変形したグリップは、ただの円筒状の物に比べハンドルを握るというより載せている感じになる。大げさ言いうと乗りながら手の平の親指の付け根を指圧するかのような“コンフォート”なグリップだ。
グリップが1280円。バーエンドが1580円。改造費ただ。改造費用〆て2860円。
アーレンキー(六角レンチ)で取り付けは簡単に出来る。
たったこれだけで、ハンドルを握るポジションが増える。
※ママチャリなどでは意識することはないが、速度が速くなると無視できない。抵抗は速さの二乗で大きくなるからだ。仮に時速8km/hから20 km/hに上げるだけで、抵抗は6.25倍も大きくなってくるから無視できない。この感覚、向かい風で自転車に乗った時のことを考えればわかりますよね。