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科学

始祖鳥
　個人的な話で恐縮ですが、自分の名前の中に「亀」が入っており空を飛べない。
少年時代に「空・ソラ」即ち飛行機乗りに憧れた。
そんなことから、生前戒名を「空円一如」と空を入れてもらったことはブログで述べた。

散歩の途中で見たり、付いてくる雀やシジュウガラにも愛着を感じる。
要するに「鳥になって飛びたい」のだ。　小鳥も知っているらしい。

◆１．鳥の歴史　図は全てWEB借用。

Fig.0１．始祖鳥の進化図
　この図は小学生用の解説図で、ハチュウ類の線の中に赤い丸でカモノハシが示され
解説に、【くちばし、卵生、体毛】が示されている。最近の研究では、体毛はハチュウ類の
一部には発生しており、それが始祖鳥、鳥類、ホニュウ類に繋がったようで、人類は再び
体毛を失いつつある(笑)

Fig.02.卵を抱く恐竜化石
　解説順を間違えたようだが、前のカモノハシの解説に「卵生」が示されるが、27年前
モンゴルで「卵を抱く恐竜」化石が発見された(1995.12.22)。約7500万年前の化石で、
体長２Mをこす獣脚類オビラプトルの骨が15個以上の卵(長さ18㎝)に重なっている。
火山か砂嵐で埋まったものだろう。

Fig.03.始祖鳥の骨格
　骨が中空で軽くなっているのが大きな特徴だ。一方では胸骨が発達しておらず、
鳥の様に空を飛べず、高い木から滑空して移動していたと推定されている。
更に面白いことに、前足の他に後ろ脚にも翼が付いており、尻尾とあわせて合計5本の
翼があったと云うのが最近の説だ。

Fig.04.始祖鳥
始祖鳥の写真はWEBに無数にある。
一般には恐竜を経て始祖鳥になったと理解されているが、2000.6.23.(H12)の報告では
恐竜を経ないで始祖鳥になったと理解されている様だ(米ロの共同研究)。

Fig.04.ジャンプ
　冬季五輪のスキー競技を見ていて感じたが、ジャンプの飛び方が始祖鳥の飛び方と
お同じではないかと思った。小学生の諸君、研究してよ(笑)。

◆２．　先日のガン検診結果は良好で、
　小野Drに「手術後2年4か月経過したな」と喜ばれた。しかし、
　薬の副作用か夜眠れず、昼間にウトウトする時間が増えた。