予防歯科2

予防歯科の常識-2

　4月16日の「口腔ケア－の重要性」ブログにおいて、
「上あごに汚れがたまる」と最初に書いて「下あご」の
画像を載せました。本日訂正します。御免なさい。
　画像はWEB借用

F09.上あごの汚れ(今回追加分)

　高齢者になると特に、就寝中に口の中が汚れる。
食べかすや管状になった身体の内壁の垢が付着し、
これは誤嚥性肺炎のリスクになる。

F10.口のカンジタ菌
　カンジタ菌を知らない男は多いが、女性の方は御存知の人が多いと思う。

カンジタ菌そのものは健康な人に普通にあるそうですが、体力が低下したり、

病気になると増殖して悪さをする。

僕が大腸ガンで入院した時も、手術前に歯科医に診て貰うと増殖して、

舌に付着し危険になっていた。

F11.プラークチェッカー
　歯を染色する、歯垢検査液で色々な商品名で販売されている。
初めての人は歯科衛生士のアドバイスを受けると良い。

F12.染色状態
　検査液はミドリ色もあるが、赤色が普通だと思う。
除去しにくいので朝ではなく、夜の歯磨きの際に使用すると良いだろう。
検査液を付けて磨く方法と、磨いてから染色検査する方法があるので、

歯垢検査液の機能と貴方の磨き技能程度で決まろう(笑)。

F13.磨き残し例
　灰色の部分がミガキ残し部分や、石になり歯ブラシでは除去できない歯垢部分です。
失礼ですが、30年間に一度も磨かれない部分が残り、欠歯になります。
その部分が金、銀やアマルガムで修理されているでしょう。

　　
F14.完全無欠の歯
　前歯(中切歯、側切歯、犬歯)６本、臼歯(第1、2小臼歯、第1，2，3大臼歯)10本、

合計16本。上下総計32本が正常な大人の歯の本数であることは常識だ。

そこで、言われる8020は80歳を超えて、健全な自前の歯を20本以上残すことだから、

20/32＝0.625　即ち62.5％　で合格。

僕は進化人類なので(ウソ)、生まれた時から第3大臼歯の様な野蛮な歯は無い。

合計28本で本数が少ないハンディがある。20/28＝0.714 　71.4％　も必要になる。

それでも実績は25本残っているので、25/28＝0.8928 　89.3％　だ。
完全無欠ではないが、自慢して良いのではないかな。

ところで、世の中の実情を見ると次だ。3件あるよ。

　　
①年齢階級別平均現在歯数(リンク)
https://ameblo.jp/k1rms/image-12318589467-14046413292.html

②日本人の歯の残存数(リンク)
https://ameblo.jp/k1rms/image-12318589467-14046413289.html

③歯の残存数日本VS欧米(リンク)
https://ameblo.jp/k1rms/image-12318589467-14046413294.html

以上の(リンク)内容は、2017.10.11.次のブログに述べた。

ブログ：健全な歯は何本ある？(リンク)
https://ameblo.jp/k1rms/entry-12318589467.html

F15.磨き順序
　数字で示した①→②→③→④を連続的に磨き、更に
⑤舌の上、⑥上あごまで毎日磨くのだ。
相当ストイックにやらないと難しいよ。

F16.口全体の姿図
　F15.で磨き順序を示したこれを実行するのはとても難しい。

その理由は口唇(上唇、下唇)があり、手に持ったブラシの進行を邪魔することと、

歯の表面を磨くときは、左右の手を持ち替えるか、

途中で逆手にする必要が出てくるからだ。

このことに気付かれてない人は30年間一度も磨かれない
歯を持っており、虫歯になっているはずだ。
千年、万年の昔から歯磨きは難しかったのだ。続く