驚きの囲碁の世界(玄玄碁経)-21
　晋士明新図(しんしめいしんず)

晋士明が新たに打ち出した碁の図。

この人物(晋士明)は何者だろうと調べて、1日を浪費した。
WEBでは、中国に「晋シン」と云う国が4回も出てくる。
中国史になってしまうので、割愛し最後に触れよう。

図31-.晋士明新図
　　

　黒❷の肩ツキは去る8日の、図26-1.野戦角(第1変)に出た。
黒❹まで同じだが、白⑤で変化し、全く異なる結果を得ている。
　この方が理に適う打ち方らしい。

白⑬、(21) は手筋で双方とも実に美しい結果だ。

図37.いろは歌(さ)
　　

　桜散る時期とは西日本では4月から5月、東北地方では
6月から7月になろうか。
否、今の日本では季節を推定するのは難しい。
初夏の夜、囲碁を楽しんでいる歌としておこう。

10.仕切り図
　　
　何かの情報があるかと尋ねたが、単なる仕切りだった。

【晋シン】と云う国名
中国史にはこの国名は4回も出てくる。当然古くから人名にも
姓氏、名前、会社名にも出てくる。

①春秋時代の晋：紀元前11世紀～前376年。

②五胡十六国時代の晋王朝：265年～430年。西晋、東晋。
　東晋時代に文化が発達し、貴族の庭延での遊び方や書画の
　風習が、日本の奈良・平安時代の貴族に模倣された。

③前晋：883年～923年。後、唐旧称：923年～936年。

④五代の一つ・後晋：936年～946年。

等それぞれの時代に、大小の内乱で王朝の興廃が繰り返される。
例えば、モンゴル、チベット、トルコ系の五胡民族である。
とても面白いが、詳しく述べるスペースも時間もない。

最初の「晋士明」なる人物は不明だった。
蛇足ながら、晉、晋(シン、すすむ)と云う字は総理大臣の
名前に使われている。
「晉士」と云う職名や資格名も見付らなかった。

どなたか、ご教示願いたい。

【特報】

晋士明の情報が、球磨川流域の「ひろっぷ」さんから

8月25日提供された。感謝して、8月28日の拙ブログに

あっぷします。8月26日夜。青い海