また、



思い出に



逃げてしまった。





前に進むことが怖くて…。






いくら望んでも、




もう二度と





あの頃には戻れないのに。




でも、




あの時、




君が流した涙が、




俺の心を捉えて離れない。





そして、今夜も、






眠れぬ夜を、







ひとりでさまよう。

「愛してる」




だった、この一言が言えなくて…。





また、愛する人を




傷つけることが、怖いから。





それとも、自分が、





傷つくことが怖いから。





心、閉ざしながら、





今日を生きてる。
一日、



出来るだけ、空を見ることにした。




家を出たとき、




電車の中、




仕事場でコピーをとりながら。




帰り道。





時間が変わるたび、





いろんな色を見せてくれる。




水色。




青色。




オレンジ色。




藍色。




そして、色を失い、





月と星と街の灯りに支配される。